21ちゃい、キムテヒョン ページ12
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※(Aちゃん、テヒョンを呼び捨てにしたり、君付けにしたり、気分屋です。)
初めてキムテヒョンくんに会った時、
『うわ、やば、美しいの具現化って、こういうことを言うんだ』
JK「何そんな摩訶不思議な顔してんの……普通じゃん？」
『あれが普通…？(どうかしてるという顔)』
ジョングクとそんな話をしていた。
『きっと中身は不思議な人なんだろうな』
JK「根拠は？」
『あの容姿で普通の性格だったら、みんなが好きになっちゃうから』
あわよくば実はキモヲタであって欲しい。ドン引きされて影からコソコソ言われるの、絶対おもしろ。(普通に性格悪い)
――――――
なんでテヒョンくんと友達になっちゃったかは忘れたけど、私は妹のミンジュと学部が同じで、仲が良かった。
『あ、テヒョンくんいる』
MJ「やめてアイツの名前出さないで」
『超嫌いじゃん笑』
MJ「生きているのが不思議、ほんとに」
大学でダラーっとしてると、
遠くの方でテヒョンくんが歩いてるのが見えた。
相変わらず女の子から声をかけられてる。手には大量のお菓子や飲み物…。
わ、あの子今、お札渡してなかった！？
現金手渡しする光景にちょっとびっくりして口を開けたまま見てると、ミンジュが「はぁ〜〜〜」と大きなため息を横でしていた。
MJ「歩くだけでお金湧いてくるの、なんなの」
『さすが、ヒモ男www』
そう、彼はキモヲタでドン引きされるのではなく、ヒモ男でたくさんの女の子からお金を貰ってるキモヲタよりタチの悪い人だった。←
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作者名：ろぜ
| 作成日時：2020年8月26日 21時
