現実って意外と少女漫画だ。【縁下力】

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『縁下力が!!カッコよすぎる!!!』


「だろ！力はカッコいいだろう!!!」




縁下力はかっこいい。ものすごくかっこいい。イケメンだ。


でもそれを友達に言っても誰もわかってくれない。「縁下？えー、普通じゃない？なんか地味だし」
そんな縁下力がカッコいいんです!!!!!



縁下のかっこよさをわかってくれるのは男子バレー部だけである。
とういうことで縁下のかっこよさをわかってくれる西谷の元に私は行く。


少女漫画でしか見ないようなイケメンな行動を簡単にやってのける縁下がかっこ良すぎる。



「上原もそんなに好きならさっさと告白したらいいのにな」



そう偉そうに私に言ってくる田中。
ちなみに彼は女子と話すと緊張してしまって上手く話せないらしいが私なら大丈夫らしい。

なんだそれはケンカ売ってるのか？あ？
と言いたいところだがそれをやるとヤンキーにしか見えないらしい(西谷談)のでやめておく。



『あのねぇ、ならあんたは好きな女の子にそう簡単に告白できるの？』


「いや、無理だ」


『潔い』

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