【HQ】私は清水潔子が嫌いだ

その３２ ページ36

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「クッソ!!なんでだクソっ!!!!｣



『うぇーい』






体育館の床を叩きながら嘆く田中と西谷に向かってダブピしてやる。




流石に全員で押しかけるのは迷惑だろうということで行われたジャンケン大会。


3年生3人は決定で、+3人を決める戦いで見事勝ち抜いたのが私、影山、仁花ちゃん。





ふっふっふ。

これで清水さんの家に入れ、……じゃなかった。清水さんのお見舞いに行けるぜ!!!!





「よーし。じゃあ行くぞー｣



「南雲ぉ!!潔子さんに変なことするんじゃねぇぞ!!!!｣



『誰がするか!!お前や西谷じゃないんだから!!』



「南雲、失礼のないようにな｣



『お前は私の母さんか縁下』





なんてやりとりをしながら全員で体育館を出る。



みんなで坂ノ下により、1人1つ(田中、西谷は5個ぐらいだったけど)お見舞いの品を買ってからお見舞い組も帰宅組で別れる。





「ところでお前ら……｣




少し歩いたところで大地さんが足を止める。




「清水の家、知ってる？｣

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