参拾壱ノ舞 ページ33
『お母さま、何故氷の呼吸を……!?』
母「……?!
何故貴方がこの呼吸を知っているの…?
それにその姿は……
鬼殺隊の隊服じゃない…!」
『えっ……?』
幼子の姿だった私はいつの間にか今の姿になっていた。
母「そんなに強くなれたのね、だったら私と平和に暮らしましょう?ずっと、ずーっと。
いつまでも、幸せな時間を。
貴方も辛いでしょう?誰にも信じて貰えずに、何も報われずにいるのは。さぁ、こっちへいらっしゃい?
こちらへ来たら、きっと貴方も報われるわよ?」
おかしい、お母様は鬼舞辻無惨によって殺された。
なのに、何故生きているの……?
勿論生きているのはとても嬉しい。
だけど、何かおかしい。
それに、お母様はそんな事言わない。
辛いことから逃げるようなことなんて言わない。
これは夢、夢よ……A!
起きなさい、早く!
一刻も早く目覚めなければ、列車に人質に取られた人達が鬼に喰われてしまう!!!
はやく……!!!
目覚めなければ…………!!!
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『ハッ!!
……まだみんな眠っている…鬼の血気術か』
多分、鬼の血が切符の中に入っていたのだろう。
切符を切りに来た車掌からは鬼の気配がしなかった。
……となると、先頭車両に鬼がいる確率が高い。
なんとか、煉獄さんだけでも目覚めてくれれば……!
『……っ、早く行かなきゃ』
私は鬼の気配が僅かながらする先頭車両へ向かった。
?「あれ、もう来たのかぁ…
しかも、柱じゃないか。」
『……皆を眠らせているのはお前だな。
悪いけれど、頸を斬らせてもらうわ。』
ザシュッ
『……手応えが無さすぎる。』
?「勘が鋭いね、俺は既にこの列車と融合した!!
この列車自体が俺の本体って訳だ!!
つまり、この列車にのっている乗客全員が人質になった!!!
俺は、魘夢。
頸、斬りにこれるかなあ?」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お久しぶりです、燎です!
この後のお話から、原作と少し変わってくる所がございます。
捏造となりますが、大丈夫な方のみお進み下さい!
なかなか毎日のように更新することができず、申し訳ないです……。
これからも不定期な更新となりますが、何卒この作品をよろしくお願いします!
たくさんの方がお気に入り、評価、コメントをして下さって、有難い限りです!
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燎(プロフ) - まかろんさん» これからの展開、色々想像してみてくださいね! (2019年11月11日 16時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - 童磨に攫われてしまった。。面白いです!次の更新も待ってます! (2019年11月11日 0時) (レス) id: f63dc04389 (このIDを非表示/違反報告)
燎(プロフ) - りぃるんさん» それはうれしいです!!頑張りますね!! (2019年10月28日 20時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
燎(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます!亀更新ですが頑張ります!! (2019年10月28日 20時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
りぃるん(プロフ) - めっちゃおもしろくて即お気に入りにさしていただきました!!更新頑張ってください!! (2019年10月28日 7時) (レス) id: 1254c08065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燎 | 作成日時:2019年10月14日 14時