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弐拾陸ノ舞 ページ28

『あの方ってまさか……』

こんな事って……。
こいつらが言うに、あの方はまさしく上弦の弐、童磨だろう。
私が出会ったことのあり、そして強い鬼…童磨と鬼舞辻無惨しかいない。
それ以外はみんな葬ってきた。

鬼舞辻無惨はあの時から見てもいない。
童磨と会ったのはここ最近。

鬼「こいつを連れていけば俺たちは殺されずに済む!!
もう自由に人間を喰える!!

はやく!早く連れてくぞォ!!」

『…悪いけど、貴方たちに触れられたくはないわ。
だから、斬る。

氷の呼吸 陸の舞、凛々氷雪』


鬼「クソ…っ!!
あと少しで……強く、なれた…のに……」

鬼「グァァァァァ…っ
鬼…狩り……がァ…!

お前なんぞ、あの方にかかれ…ば……」

鬼は、最後まで言うことなく灰と化していった。


『…もしここに童磨が居るのなら……退かなきゃ。
今の私では勝てない。

でも退く訳には……』


童磨「やぁ、呼んだかい?」


『…くそっ、

氷の呼吸 肆の舞、極氷切断』


手応えは、あまり無かった。


童磨「うーん、この前よりもブレがマシになったかなぁ。
にしても酷いなぁ、腕を斬らないでおくれよぉ。」


『私は貴方に慈悲の感情を向けることなんてないわ。
お前の命は無惨に散っていけばいい。』


童磨「酷いことを言うようになったなぁ、A?」


『っ、お前はもう口を開くな。

氷の呼吸 壱の舞、氷雪の刃』


童磨「うーん、今日はなんだか冷めちゃった。
まぁ俺は女を沢山喰えたからいいんだけどねぇ」


『……は、どういうことだ。』


童磨「だからさぁ、この村の住人だよ。
美しい女が多かったから得をしたなぁ。
まぁ男共は殺したけどねぇ」


『貴様…………っ!
許さない!!!』


童磨「今日は帰らせてもらうよ〜!
鳴女、」


“ベベンッ”


『……くそっ!また………………また逃がした!!

村の人を皆殺してしまうなんて……。

もっと早く、早く駆けつけていれば、結果は変わっていたかもしれないのに……!!』


私は地面に拳を投げる。
痛い、けど、怒りがおさまらない。


















































『…………ごめんなさい…っ』




この時私は愚かだった。
そして、後悔する。
守れる命も守れなかった未熟さだけではなく、



ひとつの視線に気が付かなかったことに。















愛澤「へぇ。」

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設定タグ:鬼滅の刃 , オリキャラ , 鬼滅   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - まかろんさん» これからの展開、色々想像してみてくださいね! (2019年11月11日 16時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
まかろん - 童磨に攫われてしまった。。面白いです!次の更新も待ってます! (2019年11月11日 0時) (レス) id: f63dc04389 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りぃるんさん» それはうれしいです!!頑張りますね!! (2019年10月28日 20時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます!亀更新ですが頑張ります!! (2019年10月28日 20時) (レス) id: d4cefe54cf (このIDを非表示/違反報告)
りぃるん(プロフ) - めっちゃおもしろくて即お気に入りにさしていただきました!!更新頑張ってください!! (2019年10月28日 7時) (レス) id: 1254c08065 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年10月14日 14時

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