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2話 ページ3

(入学して数日経ったんだけど…)



みんなワワイワイしてる中一人で廊下を歩くライ。




(誰とも話してねぇ)←モブの事を忘れてる



知り合いが居ない&変な二つ名で噂されて怖がられて居るという最悪な条件が揃っているため誰とも話していないライだった。




『次使い魔召喚……使い魔欲しくないな…』



そんな事をぼそっと呟き、もう殆どの人が向かっているであろう場所に行った。






モラクス先生「本日の召喚の儀の監督官を務めるモラクス・モモノキです。よろしく」



ライが着くとモラクス先生が説明を始めていた。



『使い魔…ねぇ。』



周りを見ていると気に留める言葉が聞こえた。



モブ1「なぁ…あの話ってるか?例の特待生「イルマ」の噂」



モブ2「あいつ何でもカゴエル先生を使い魔にしちまったらしいぞ…」





〘カゴエル先生が使い魔………アホなんとちゃうか?〙




そんな事を思っていると一人が使い魔を召喚しようとしてた。




『あいつの方が使い魔やないか?』



豚の悪魔を見てそんな事を言ったけどその瞬間熱風が流れてきてその後眩しい光と共にミニキャラの様なマスコットの様な豚の使い魔が出てきた。





『……………どっちが使い魔か分からんな…』





そう思いながらも召喚の儀は続いてた。





モラクス先生「次、ライさんの番よ」



『あ、はい(使い魔要らないんだよなぁ……でも成績に…』


色んな事を考えながらも自身の指を噛み血を出して召喚用の紙に血で円を書いてその紙を蠟燭の火に当てた。



その瞬間熱風が勢いよく吹いて眩しい光を放った。





『……………何も居ねぇ。』






モラクス先生「あなたも召喚向いていないみたいね。」




〘欲しくなかったし別にいっか。〙






使い魔は召喚出来なかったけれど、ライは何気に満足していた。

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作者名:阿吽                  | 作成日時:2021年11月26日 8時

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