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資源の王様４ ページ15
木材に雨が当たらないように事前に作っておいたカバーを全員に配り、急いで木材を守る。
龍水「ﾌｩﾝ、遠洋でこんな嵐をくらったらお終いだな！そもそも木材が弱い！人間が間引いて何十年かけ育てたものとは違う。この帆だけで地球の裏までは博打がすぎる！」
千空「だろうなぁ。帆と動力、ハイブリットの機帆船にする」
なんて事ないように千空が応える。
龍水「千空、貴様俺を試したな！安請け合いするマヌケかどうか。生意気な奴だ、七海財閥に欲しかったぜ…！
動力はなんだ？貴様らが炉に使ってる低品質の石炭か？そんなゴミじゃ重量だけで船が沈むぜ。だが燃料さえまともなら、俺が必ず地球の裏まで運んでやる！！」
『まともな燃料』それが条件と言う龍水。
しらばっくれたように科学が苦手という千空。
初対面のこの二人が、相手の価値を確認し合う。
龍水「はっはー！とぼけるな。分かっているだろう、千空。俺の欲しい物が……！！」
千空「ｸｸｸ…い〜〜〜だろ、科学王国も望むとこだ！いよいよゲットしに行こうじゃねぇか！！
俺らはついに＿＿＿資源の王様、石油を掘り出す！！」
ゲン「えぇぇぇ、そんなもの日本のどこに！？どうやって！？リームーすぎるでしょ！」
龍水「石油を抑えた奴が世界を牛耳る！何年たとうと変わらない。俺はこの新世界でも全てを手に入れる…！！」
クロム「おぅ、なんだか知らねぇが任しとけ、素材王によ！行くぜ、クロム発掘隊！！」
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作者名：Saki | 作成日時：2022年12月15日 13時
