千空vs司３ ページ37
司は私の発言に対して特に返事もしなかった。
ふと杠が、司の武器を持ち、首筋に自ら当てていた。
司も、千空も。私までもが驚いていた。
杠「言っちゃダメだよ千空くん、Aちゃん。復活液のレシピ聞き出さないうちは、司くんは千空くんのこと殺せないんだから」
彼女は今さっき、司に髪をバッサリ切られたばかり。怖くないはずが、ない。
杠「私は全然大丈夫。でも千空くんだけは、Aちゃんだけは。みんなの未来のために、絶対死んじゃダメだから……！！」
出会ってまだ数日、数時間の私に……
君はそんなことを言えるの？？
どうして……？
千空「復活液は、硝酸とアルコールの混合液だ」
A「洞穴の硝酸、あぁ奇跡の水って言った方がいいかな？……を濾過したあと、限界値96%を目指して蒸留を繰り返したアルコールと混ぜる」
千空「奇跡の水30：アルコール70
ほんの数%ズレただけで反応しねぇから、石化したツバメの羽根でつつきながら微調整する」
司「ありがとう。千空、A」
泣いている杠が、どうにも刺さった。
司「……君を活かしておけば、うん。必ず文明を発展させてしまう。それをしないと、今ここで永遠に誓ってくれないか？人類の科学文明をここで止めると」
多分……
司「そうすれば俺は＿＿＿千空、君を殺さなくてすむんだ」
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Miror - 滑車習った覚えがない (11月20日 15時) (
レス) @page43 id: b10d4121aa (このIDを非表示/違反報告)
Mari(プロフ) - 滑車の原理なんて習わなかったですよね！多分私立の小学校とか進んでる小学校とかなら教えてもらってるんですかね？ (2022年7月18日 14時) (レス) @page43 id: b5bf6b5c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saki | 作成日時：2021年8月8日 20時
