ぶりっ子が頭を打ったら前世を思い出した。

え、悪女ぶりっ子……？ ページ4

アズール「で、前世を思い出したらこの世界を忘れたと？」


『その通りでございます』


フロイド「あはっ、クリオネちゃん素の時みてぇな喋り方してる♡」


あの後


ジェイドがアズール、フロイドに連絡を入れると直ぐに2人が……本当に光の速さでここへ到着しました。

私の異変に気づいた3人は直ぐに冗談ではないと判断したらしく



アズールとジェイドは思いっきり難しい顔をして、
フロイドはベッドに腰かけて私を後ろからぎゅうぎゅうに絞めていた。

ごめんね、フロイド、それ怪我人にはちょっとキツい。慣れたけど流石に手加減してほしい。









アズール「Aさん、僕達とナイトレイブンカレッジの事しか覚えてないとの事ですが」


ふと、アズールが重々しく口をひらいた。
え、なになに怖い



『あぁ、うん。えっと、前までの私ってどんな人だった？』



フロイド「どんなってぇ、ん〜甘ったるぅい感じ？」

え


ジェイド「容姿を上手く使っていましたね」


ええ？


アズール「言うなれば、女子に嫌がらせする悪女ぶりっ子ってやつですよ」


えぇぇ？



『つまり私最低悪女じゃない…？』



嘘でしょ？私今世何やってんの？
どうしたらそんなぶりっ子になるの？？

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