ヤンキーに甘やかされて【ky】

好きかも【kyside】 ページ5

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キ「友達に、なってほしい。」

意を決して口に出した言葉



普段なら絶対に言わない言葉だけど

今日は何故か口から零れていた、



彼女を、少しでも独り占めしたくて必死だった。





『私なんかでいいなら。』


頬を赤く染めてそう言う彼女の身体は、
細くて今にも壊れてしまいそうで。



大切にしたい

直感でなんとなくそう思った






キ「俺は清川拓哉。キヨって呼んで」

『わ、そいえば自己紹介してなかったや！』


そう慌てたように手を振る彼女は、

単純にすげー可愛かった。




整った顔立ちに

スラットしたスタイル


笑うと顔がクシャってなるとことか全部




どタイプだった、



『AAって言います。Aって呼んで下さい！』


そう言ってふわっと微笑むAに、胸が鳴るのが自分でも分かった。



キ「これからよろしくな。A！」

『うん』



そのAの笑顔は、

やっぱり「かわいい」の一言に尽きた。




キ「LINEやってる？」

再びAを見るとAはこう言った。



『やってるけどｗｗ』


この子、こんな風に笑うんだ…




キ「なんで笑ってんの？」

『心の気持ちわかり易いなぁってｗｗｗ』


そう言って涙を浮かべて笑うAは可愛くて

もっと笑顔が見たい…なんて思わせてきた





『ごめんごめんLINE、交換しよ？』

キ「お、おう。」


まだ名前を知って5分くらいだし
好きだと決めつけるには早いかもしれない

いや、早い。、




『交換できた！！』



ピロン♪



【Aさんに友達追加されました】


その文字を見て、
自分でも抑えきれない思いが溢れるのを感じた。




キ「やっべ。」

友達じゃ、我慢出来ないかも。

やっぱりサイテー→←？？？

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