希望 ページ14
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キヨの手を引いて歩いてきた先に見えたのは、
大きな大きな観覧車。
『おっき…!』
キ「すっげぇ!!でっけぇぇぇ…」
しばらく観覧車をぼーっと眺めた後に、私達は2人で目を合わせてクスクス笑う。
そんな何気ない事が、本当に幸せで。
キヨのふとした仕草にドキッとしたり、
キヨの手が触れた所が熱くなったり
キヨといると “ 恋 ” してるなぁって思えるな…
なんてね笑
キ「早く乗ろうぜ!!」
大きな観覧車を見て興奮したのか
キヨは私の手を強く引っ張る。
『もう!慌てないでよ』
子供みたいにはしゃぐキヨが何だか可愛くて、私はそう言いながら1人でクスリと笑う。
・
「何名様ですか?」
キ「2人です!!」
女のキャストさんに人数を教えるキヨ、
「この観覧車に乗ったカップルは、一生結ばれるって噂なんですよ?笑」
そうニコニコしながらいうキャストさん
『えーじゃあ乗りまーーす笑』
キ「もちろん乗ります笑」
普段なら信じないようなジンクスだって、キヨの側に居られるなら何でも信じちゃう。
自分の胸に手を当て、早まる鼓動を感じながら私は
キヨへの思いを再確認した。
『3番の観覧車に乗ってくださいね〜』
キャストさんにそう言われて、私達は歩き出す。
キヨと繋いだ手から伝わる熱、
それだけで胸が苦しくなって。
キヨとなら、やっと本当の “ 恋 ” が出来るかもしれない
キヨと手を繋いで観覧車に乗り込みながら、
私はそんなことばかり考えていた。
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ai_(プロフ) - りぃぽよさん» コメントもお褒めの言葉もありがとうございます!ゆっくり更新かとは思いますが、これからもよろしくお願いします。 (2017年5月8日 17時) (レス) id: 3f6f70a98b (このIDを非表示/違反報告)
りぃぽよ - 面白いですねっ!これからも更新楽しみにしてます!! (2017年5月8日 16時) (レス) id: 833f8227f9 (このIDを非表示/違反報告)
ai_(プロフ) - 琥珀さん» そう言っていただけて嬉しい限りです!これからもよろしくお願いします! (2017年3月14日 22時) (レス) id: baf56b1030 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2017年3月14日 17時) (レス) id: 15b7cc0321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ai_ | 作成日時:2017年3月12日 10時