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WN「…早かったね」
「…え？」
WN「資料出すの」
「…ほんとですか、！」
褒められたのかは分からないけれど、そう言って貰えたことが嬉しくてつい舞い上がってしまう
頑張ってよかった、
WN「もしかしてぶっ続けでやった？」
「え、あ、はい…」
WN「…ご飯食べたの？」
「あ、いや…気づいたら昼休み終わってて、」
WN「…はぁ」
背筋が凍った
いきなりため息をついて少し俯いたので、絶対に気に触ることをしてしまったと思う
これは確定だよ絶対。
WN「休む時は休まないと。」
「…すいません。」
WN「別に謝罪は求めてない。…これ食べときな」
「へ、いいんですか？」
ウォヌさんが渡してくれたのはコンビニの袋に入ったサンドイッチとカフェラテ。
これ、ウォヌさんの食べる分じゃないの…？
WN「別にいいよ、俺食べたし」
「で、でも…」
WN「貰ったものはありがたく受け取りな。」
「…ありがとうございます、！助かりました…」
ウォヌさんの推しに負けてありがたく貰うことにした。
にしても、お腹がすっごく空いていたから本当に嬉しい。
スングァンが言っていたことが、少しわかったような気がする
「あ、でも今勤務中だから食べたらダメですよね…」
WN「少し外に出て休憩所で食べな。なんか言われたら俺が許可したって言えばいいよ」
「ありがとうございますっ、」
…不思議だ。
さっきまでまるで悪魔のように見えていた人が、いきなり神様に見えてくるなんて
案外、思っていたほどキツイ人じゃないのかもしれない
「…おいじぃっ!!泣」
もう完全にお昼は食べれないと思っていたから、本当に助かった
野菜も沢山入ったサンドイッチが美味しくてたまらない。
コンビニでこのサンドイッチ見つけたら買っちゃお。
カフェラテも疲れた体にしみ渡る…
苦いものが苦手な私にとって、ウォヌさんがカフェラテを買ってくれていたのは凄くラッキーだった。
ブラックとかだったら苦味が強くて…
HS「…あ、美味そうなの食べてんじゃーん」
「スニョンさんっ、お疲れ様です。」
HS「おつかれ〜。遅めのランチ？」
通りすがったスニョンさんが気さくに話しかけてくれる。
「昼休みまで仕事しちゃって…もう食べれないなって思ってたらウォヌさんが買ってた物をくれたんです！」
HS「え、ウォヌが？」
「はい！カフェラテとサンドイッチが美味しくて…！」
HS「あれ？ウォヌ、ブラックしか飲めないのに。」
「え、そうなんですか？」
初耳だ。たしかにらしいと言えばらしいけど。
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2024年3月9日 20時
