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ずるい人。 ページ8

JN「あのさ、A。
男の子と遊ぶの、辞めてみない?」

「え?」


いきなり何を言い出すかと思えば、そんな事か。

「でも私、ずっとこうしてきたし。」

JN「関係ないよ。僕、君が心配だよ。」


私がここで辞めれば、なにかが変わるのだろうか。


「じゃあ、辞めてみようかな。」

JN「うん、いいと思うよ!」


こうして眩しい笑顔により、
私の男あそびはしばらく幕を閉じることになった。






次の日、スニョンがまた家まで迎えに来てくれた。


HS「Aヤー!朝だよ!おはよう!」


「朝から元気だね笑」


そんなたわいもない話をしながら学校に着くと
私の大好きな姿が。


「せんせっ!おはよう〜!」

JN「あ〜A、スニョンもおはよう!」

HS「先生、朝からこんなとこで何してんの?」



ここは裏庭で
花壇やベンチなどがある場所なんだけど、
確かにこんなとこで何してんだろ?


JN「あ〜、猫に餌やってたんだよ!
昨日気づいたんだけど、ここすごい猫いてさー」



なんて笑う先生がすごく可愛くて、
朝から幸せな気分だ。



「先生、早く教室行かないと先生が遅刻しちゃうよ〜?」

JN「あ、そうだ!行かないと〜」



と言って学校に入っていく先生。

HS「なんか、可愛い先生だな笑」

とスニョンも言い出すので、
ほんとだよね、と返した。





国語の授業。先生の教科だ。


JN「はーい、じゃあ漢字について学んでいくよー!」



先生らしくない可愛い口調で話すジュン先生。
教えるのもほんとに上手でするする頭に入ってくる。

まあ、たまに雑談しちゃうんだけど。笑




私は昨日、男あそびを辞めるのを決めたと同時に
確信したことがあるのだ。


それは、先生が好き。という事。

もちろん、ダメなのは分かってる。
それでも抑えきれない気持ちがある自分が
幼稚なのも、もちろん分かってる。


だけど後悔しないようにアピールしまくるんだ。
振り向いてくれなくても、先生が好きだって、
初めてのこの気持ちを大事にしたいのだ。




授業が終わって、駆け足で先生の元に駆け寄る。

「先生、荷物職員室まで持つの手伝うよ!」

JN「本当?ありがとう〜」

この先生は私の気持ちに気づいてないでこんな眩しい笑顔を私に向けるんだから、すごくズルい人だ。


「先生、私さ、先生の事好きだよ!」

JN「?本当?ありがとう!」


もう、絶対わかってないよこの先生。


「だからさー、そんな意味じゃなくてさー!」
言い終わる前に職員室についちゃった。

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設定タグ:SEVENTEEN , ジュン , ホシ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:なじゅん^._.^ | 作成日時:2022年3月13日 1時

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