女の子だもん ページ45
お昼がすぎてもう夜8時。
早めに夜ご飯も済ませたし、明日のためにお風呂にゆっくり入ろう。
お風呂の中で明日のことを考える。
何時に起きればいいかな。
何持っていけばいいんだっけ。
お風呂から出て明日の朝のために自分のケアをしっかりする。
パックして、マッサージして。
いつもあまりしないヘアパックもした。
先生に朝から可愛い姿を見せたい。
少しでも可愛いって思われたい。
それに、マネージャーの仕事も頑張らないと。
文化祭が近いし、練習にも気合が入ってるはず。
今日はいつもより早めに眠りについた。
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翌朝。
昨日早く寝たのでやけに目覚めがいい。
朝食を軽く食べて部活のために動きやすい服に着替える。
もう少しで準備が終わる、という所でメッセージ。
ピロンッ
すぐ確認すると、先生から。
【20分後に行くね】
たったそれだけの文章なのに舞い上がってしまう。
ほんとに単純だ。
了解です、とメッセージを送った後準備を再開した。
そろそろ先生が来る時間。
と、その時インターホンがなった。
「はーい！」
JN「俺だよ〜」
オレオレ詐欺みたいだな、なんて思って笑みがこぼれる。
すぐにドアを開けて先生に飛びついた。
JN「わっ、朝から元気だね〜？笑」
なんて言いながらしっかり受け止めてくれる先生にキュンキュンしてしまう。
「めっちゃくちゃ楽しみにしてました！
早く会いたかったんですよ？」
JN「ハイハイ、わかったよ笑
じゃあ行こっか？」
あっさりな返事に少し拗ねながら先生と一緒に車へ向かう。
車に乗ると先生の大好きな匂いにまた包まれた。
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2022年3月13日 1時
