昨晩の話。 ページ39
Jun side
Aが朝食を作ってくれている間、さっきのAの言葉を思い返しながら考えた。
確かに、昨日は珍しく悪酔いしてしまってウォヌから呆れられてたっけ。
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JN「やあ〜ウォヌ、聞いてよほんとにぃ」
WN「はいはい、どうしたどうした」
JN「ウォヌに今日、英語をAに教えてあげるよう頼んだでしょ〜?あれなんでかわかるぅ!?」
WN「ん〜Aが英語苦手だから?」
JN「それもそうなんだけど、
もっと違う理由があってさ〜」
それから俺は、Aに対するイム先生の言動や態度を全てウォヌに話した。
WN「は?なんだそれ許せねえな」
JN「でしょ?!そう思ったから俺めちゃくちゃキレちゃってさー……」
JN「イム先生を問いつめてさ、体が勝手に動いたって言うか」
WN「はあ?ジュナが?」
JN「そう……」
WN「どうしちゃったの最近笑」
ウォヌに言われて考えてみるけど。
原因が君以外に見当たらないんだよ。
君はいつだって俺を困らせるし、大体俺が教師だってことちゃんとわかってるのかどうかも怪しいし。
だけど、そうなんだけど。
いつも謎に真っ直ぐで妙に素直で。
弱点さえも可愛らしくて。
たまに見せるいじけたり、拗ねたりする所も
意地らしくて愛しい。そんな生徒。
" もしかして、好きになっちゃいました?笑 ”
そんなこと、ありえないって。
そう思ってたよ。
絶対に無いことだって。思ってた。
はずだったのに。
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作者名:なじゅん^._.^ | 作成日時:2022年3月13日 1時