嫉妬？ ページ11
WN「まあ、こいつは俺の大事な生徒だから笑」
なんて私の肩に手を置く先生。
先生、近いっす。まじで。
JN「もう、なんだよそれ〜
僕のクラスの生徒だぞー」
ここは多分、イケメンパラダイスですよね。
なんてこと思ってたら、
WN「A、もう帰っていいよ。
だいぶ頑張ったね」
と言って頭を撫でてくれる先生。
うん、めちゃいい匂い。
JN「じゃあ、教室まで一緒に帰ろっか〜」
と私を手招きするからウォヌ先生に
お礼を言って急いでついて行った。
教室を歩くと、なんだかいつもより静かな先生。
どうしたんだろ、と気になっていると
JN「A、いつの間にあんな仲良くなってたの？」
と、少しムスッとしてる先生。
「え、先生、もしかして嫉妬？」
そういうと違うし〜！っと拗ねてる先生。
可愛すぎる。
「安心してよ先生、
私にはジュン先生しかいないよ？♡」
と可愛こぶって言うと
大人をからかわないの！って怒っちゃった。
「からかってなんかないのに〜…」
なんて呟くと先生はなぜか黙っていた。
あれから普通に帰ろうとすると
先生が「もう暗いし送って行くよ」
なんて言うから甘えることにした。
「先生の車、おっきいしかっこいいね！」
JN「んふ、そうでしょ！」
「うん、助手席乗せてよ！」
JN「いいよ〜」
そう言って車に乗ると、
先生のいい匂いが車の中に広がっていた。
「先生の匂いする！いい匂い〜！」
JN「Aのへんたーい」
「ねえ先生、助手席に女の人乗せたことある？」
JN「無いよー、
ていうかこの車に女の人乗せたことないよ」
なんで？と聞いてくる先生に上目遣いをして答えた
「じゃあ、私が初めて先生の車に乗る女の人だよね！
なんかすごい嬉しいや！」
と笑った。
すると先生の顔がみるみる赤くなっていくのが見えた。
「先生、照れてるの？女慣れしてないんだね〜可愛い！」
JN「もううるさいな！車動かすよ！」
なんてムキになってる先生が
すごく可愛かったのは私だけの秘密にしよう。
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2022年3月13日 1時
