kill（�堯� ページ6
それより、と津島は掌を小さな顔に添えた。
「調べたい事が出来ましたので、帰らせて貰っても宜しいですか？」
「えぇ……私を正面から殺りに来る子なんて早々居ないし、珍しいのに。而も見た感じ未成年の女の子」
「済みません、仕事も有りますから……
でも、しょっちゅう来ると思うので、直ぐ私なんかを見るのに飽きちゃいますよ。
今日のお詫びもしたいので、後日必ず来ます」
そう津島は云い切り、返事を待たずに出てってしまった。
青い綺麗な髪が揺れた。
「いやぁ、マフィアの方も随分可愛らしい子を送って来たもんだね」
津島が居なくなった後、太宰は腕を組み、微笑を溢れんばかりに零した。
「はっ！？ マフィアだと！？」
国木田は怒鳴った。
太宰はうん、と意外とケロリとしていて、又その態度が国木田の機嫌を損なわせた。
「莫迦か貴様は！ 本気で狙いに来てるんだぞ！？
何を呑気にしていられる！」
「まあまあ国木田君。彼女は未だ子供だ。それに武術にも長けていない様だし、実力は有るけど、経験が足りなさ過ぎる。
詰まり、彼女では私を殺せないよ。それにマフィアが本気で私の命を狙っているのなら、もっと大勢で来るだろうしね」
確かに道理が通っており、正論なのだが、どうも太宰から云われたとなると国木田は悔しかった。
然し、先程も確り申した通り、"道理が通っており、正論"な為、これ以上反論さしなかった。
「それにしても……」
与謝野は、太宰と国木田の二人に聞こえるか聞こえないか位の、微妙な声量で、言葉を発した。
「何だか嫌な予感がするのは、妾だけかねェ……」
フゥッと与謝野の口から吐き出された息は、その侭空気と化して消えていった。
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最後は絶対読者様が望む結末にならない気がします。
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雑草と花(プロフ) - 切なくて素敵です……！エモい…！ (2020年5月25日 16時) (
レス) id: 157490c8f1 (このIDを非表示/違反報告)
Tukimi(プロフ) - ユナさん» はいっ！ありがとうございます！！(間違ってたらスイマセン…。) (2017年4月27日 21時) (レス) id: 92c302cc08 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - Tukimiさん» 承知致しました。更新する際に紹介させて頂きます。ありがとうございました！ (2017年4月27日 21時) (レス) id: 8f8a6b3fb6 (このIDを非表示/違反報告)
Tukimi(プロフ) - ユナさん» えっと…。作品のURLは、http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Painted/ ですっ！ここれを載せてくれれば私の作品にとんでいけます！ (2017年4月27日 20時) (レス) id: 92c302cc08 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - Tukimiさん» 全然大丈夫ですよ。というか、お仕事早い……(( (2017年4月27日 20時) (レス) id: 8f8a6b3fb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年4月5日 14時
