泡沫のざくろは吸血姫【ジョジョの奇妙な冒険】 (ページ1)

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『何で…?』

ここ…どこ…?

『瞬きの瞬間に何があったの…。』

全く知らない場所……全く知らない家が目の前にはあった。

『てか……

なんで日傘?』

よくわからないが黒いゴスロリみたいなワンピースを身に纏い、日傘をさしている。

｢ざくろ？何してるんだそんなとこで｣

私を知ってる…？てかこの声は…

吉良吉影ッ!

『吉良さん……あの…えっと…その…』

｢早く中に入ればいいじゃないか。

灰になってしまう前にね。｣

……は……？

どゆこと？私が灰に？

とりあえず中に入る。

｢ざくろ！外に行ったのか？｣

｢外は危険だとあれほど言ったろう。｣

｢太陽の光で灰になっちゃいますよ〜！｣

｢まあ無事でよかったな。｣

｢怪我もないようだ。良かった。｣

待って…待って…？何これ。混部？混部なの？

カーズ…DIO…吉良さん…ディアボロ…ドッピオ君…プッチ……うん。混部だわこれ。

『あの…えっと…これはどういう状況…？』

その言葉でみんなはきょとんとした。

『あの…なんか記憶喪失？みたいで…

八割の記憶が無い…です。』

嘘ついたけどまあいいか。←

｢えぇ！？そうなんですか！？ざくろさん！

えっと…お名前は言えますか？僕達がわかりますか？えっとそれから…｣

『落ち着いてドッピオ君。私の名前は泡沫(うたかた)ざくろ。

ここにいるメンバーはカーズ、DIO、吉良さん、ディアボロ、ドッピオ君、プッチ。

これでいいかな？』

｢ではジョースター家の名は言えるか？

奴らとは案外仲がよかったぞ。｣

え？マジすか？

これは言うしかないね。年齢まで詳しくね！←

『ジョナサン・ジョースター20歳

ジョセフ・ジョースター19歳

空条承太郎17歳

東方仗助16歳

ジョルノ・ジョバァーナ15歳

空条徐倫18歳

6人家族でとにかくややこしい家系。←』

｢うーん…じゃあ昨日の晩ご飯は？｣

昨日？昨日泡沫家はチーズ入りハンバーグだったけど…こっちは…うーん…？

『わかんない。

あの…さっきから質問ばっかで疲れるんだけど。

私の事教えてよ。私ってなんなの？なんで日傘？ゴスロリは誰のセンス？』

みんなはちょっと黙ってたけどDIOが教えてくれた。

｢ざくろ。お前は吸血鬼だ。

そのため日傘は常に持っておけ。

ゴスロリはプッチのセンスだ。｣

マジすか…。

まあ私の事わかったからいいか。←