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6話 ページ7

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大会が近付くにつれ、私達もピリピリする。
授業中にも部活の事を考えていて試合のフォーメーションをノートにさらさらと書く。




「(あ、今日ミーティング先やるって言うの忘れてた)」



後から2年と1年の教室回らないとな…。
そんな事を考えて授業を乗り切り、後輩の教室へ向かうが姿が見つからずきょろきょろとしていると後ろから角名くんに声をかけられた。



「先輩どうしたんすか?」

「あ、角名くん」

「もしかして俺に会いに来ました?先輩かわいいね」

「ちがうちがう、ハンド部に用があって。呼んできてくれない?」



角名くんのお世辞を綺麗に躱して廊下で待っていると角名くんと一緒にいた男の子とバチリと目が合う。



「ごめんね、角名くん借りちゃって」

「いや、大丈夫…です」



銀髪のおっとりした顔の彼は宮………どっちだろうか



「治の方です」

「エッ」

「顔に出てはりました。宮治です」

「狐崎Aです〜」



やべ、失礼すぎるでしょ私…。銀髪の方が宮治くんなんだね。覚えた覚えた



「狐崎さんも大変すね」

「何が?」



いつの間に手に持っていたのだろう、大きなおにぎりを頬張りながら宮くんがそう言ってきた。
宮くんはおにぎりが好きなのかな?目がきらきらと輝いていた。



「角名は狙った獲物は逃さないんで」

「そうなんだ……?」



獲物?逃さない?どういう意味だ?うむむ考えていると角名くんがハンド部を連れて戻ってきた。



「治、先輩にちょっかいかけてないよね?」

「さぁ?どうやろな〜」

「この野郎」



バチバチと睨み合ってる2人を他所に、ハンド部の後輩へ用件を伝えた。



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naonao(プロフ) - 更新待ってます!!!!すなりんまじすき (2021年9月28日 2時) (レス) @page17 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
雨色の水滴 - スナ君の行動力えっぐ…好きです←(唐突な告白)応援してます (2021年8月29日 2時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 素敵です!次も楽しみです! (2021年8月24日 23時) (レス) id: dae120511d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 1話1話の内容が読み応え(濃くて)があって、読んでいると時間を忘れる作品でした!更新頑張ってください(ケラッ (2021年7月31日 23時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - スナの行動がたまらないほど良いね (2021年6月27日 21時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チベスナ。 | 作成日時:2021年5月2日 8時

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