同期の力 ページ42
その日は久しぶりに大阪に戻ってきたもんくんを含めた7人で単独凱旋公演の打ち合わせがあった。
なんだか気まずくて末リチャに引っ付いてた。
末澤「正門のとこ行かんくてええの？」
『やってなんか行きにくいんやもん。
なんか気まずい。』
リチャ「お前らホンマに何やってん。｣
『私じゃなくて悪いのは誠也くんやし。』
末澤「なんでやねん。
確かに俺も悪いけど話し合わん2人も悪いやろ。」
『誠也くんの前でこんなこと言いたないけど、2人とも、もんくんにも誠也くんにも嫌われたくないんよ。』
リチャ「ようわからんけどちゃんとせーよ。
単独やってあるんやし。」
その日の帰り、夜の新幹線で東京に戻るもんくんから明日電話するって言われた。
とりあえず分かったとだけ返事をして、誘ってくれた大晴とカフェへ寄り道。
『大晴から誘ってくれるなんで珍しくてびっくりした。』
大晴「心配やってん。まっさんと話してなかったから。」
『心配せんくてもなんもないよ。』
大晴「俺見守り係やねん。
まとくんと晴太郎に2人が喧嘩しーひんように見張っとけって言われてんねん。」
『喧嘩はしてへんよ。』
大晴「Aは気がついてないかもやけど、今日のまっさん明らかにおかしかったで。
水買ってくるって自販機いったら3本買ってきて、【気づいたら3本買ってた】って言ってたし。
話しかけても反応悪いし。」
『それは知らんかったけど。』
大晴「俺にとって2人は同期やし、メンバーでもあんねん。今は大吾より近くにおるし、一緒におる時間も長くなってんねん。
やから、2人が変やったら心配する。」
『それはごめん。』
大晴「話してみーひん？俺は別に聞いてないから。独り言は自由やで。」
同期の力ってすごい。
気がつけば全部話してる自分がいて。
なんかすごくもんくんと話したい。
『大晴、聞いてくれてありがとう。』
大晴「俺なんも聞いてへんで。
でもフラペチーノ奢ったから今度まっさんとごはんつれてってや。笑」
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るる(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます！共感していただけて嬉しいです！ (2019年9月11日 7時) (
レス) id: 79a5ad0915 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - (るるの話)がメッチャ共感できました。クラスメートの方も読みます♪ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 5f0045d6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2019年3月21日 22時
