国見くんと……。【ハイキュー】 (ページ2)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:4,207 hit

パ.ンツ見られた。ページ2

2人の関係はクラスメイト
_______________________
貴方side

『あっつい！！！！！』

七月上旬にも関わらず真夏のような暑さの中、私は教室で一人日誌を書いていた。

時々あついと叫びながら

放課後になると教室の冷房は消される。というルールを恨みながら今日あった授業を思い出す。

ブツブツと文句を垂れながら書いていると突然、

"スカートを扇げば少しは涼しくなるんじゃね？"

という考えが頭に浮かんだ。

ちょうど教室に一人だし、これはチャンスだ！と目を光らせる。

早速クルッとお尻を軸に体を横に回転させる。

そしてスカートの裾を持って、思い切りバサバサと扇いだ。

連続でバサバサしていると想像以上に涼しくなった。

『うっひょぉぉぉ！！たまんねぇ～～！』

癖になりそうな感覚に耐えて、そろそろ良いかとスカートを元に戻そうとした時、

国「イチゴ柄なんて今どき履く人いるんだ…」

男子の声が聞こえた。

『は？』

と、思わず間抜けな声を出してしまう。

国「珍しいね」

おそるおそる声のする方を見てみると、そこにはクラスメイトの国見くんの姿があった。

『あ、いや、その…これは、』

人はいないと確認したはずなのに…！！

見られた恥ずかしさで顔が真っ赤になる。

国「この部屋めっちゃ暑いじゃん。あんた顔赤いし…」

『わ、私のことはお構いなく…』

仮にも女子のパ.ンティーを見たというのに全く動じない国見くん…もしかして、見慣れてるとか…！？

国「そんなんじゃないよ」

え？もしやエスパー？心が読める系の人ぉ！？

国「小声だけど声に出てた」

『え、すいません…』

国「別に気にしてないから…」

少し顔を赤くしながら俯く彼。

まって、何この甘酸っぱい空気…。

耐えきれなくなって教室を抜けることに

『じ、じゃあ！私、行くね！！ばいばい！』

国「ん…また明日…」

教室を出て職員室前まで早歩き。

え、国見くんってあんな子だっけ？？？

調子狂うんだけど…！？

国「見ちゃったお詫びにイチゴジュースでも明日渡すか…」

数日間気まずかったのは言うまでもなかった…