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貴方side



手塚「続いてだが、今好きな人はいるのか?」



まだ続くのか!と心の中でツッコミをいれる



これはもう私の事が好きか、恋バナしたいかの二択だ



『恋バナですか?いちおいますけど、』



手塚「いるのか!」


切れ長の目をかっ開く部長


『は、はい』


そんな部長にちょっとビビってしまう



手塚「その相手は誰だ、俺の知る人物か」



と、一歩私に近づいて聞いてくる



何でそんな事聞くんだろう。もしかして私の事本当に好きだったりするのかな、そうだったらいいのに…



ドキドキと高鳴る胸。何を隠そう私の好きな人は手塚部長なのだ


『まぁ、よく知ってると思います』


部活中に今日残れるかと聞かれたら時からもしそうだったらとずっと考えてた




でも違ったら恥ずかしいから違うって言い聞かせてたのに、、




手塚「大石か?菊丸か?不二か?乾か?河村か?」



喋りながらまた一歩距離を詰める、手塚部長と私の距離は30cmにも満たないくらい近くなっていた



『せ、先輩方の名前かたっぱしからだしますね』



手塚「では、桃城か海堂か」




『っ違います!』



きっぱり否定すると手塚部長は少し俯いた



手塚「お前が誰を好きでも構わない」



少し間をおいてから顔を上げてまっすぐに私の目を見ながら端的に話す手塚部長



私はこの言葉がどういう意味かすぐに理解した



やっぱり私の勘違いだったんだ…



こんな素敵な人が私を好きになるはずない。もっとお似合いの人がいるに決まってる、そんなの最初から分かってたはずなのに



いざ言われると胸がキュッと締め付けられて苦しい




手塚「好きだ」


『へ?』


手塚「お前が好きだ」



『本当ですか?』



手塚部長が私のことを好きなんて信じられない



手塚「本当だ。お前はどうなんだ?」



手塚部長の優しい声が心に甘く沁みる




『私も好きです!!』



居ても立っても居られなくなって手塚部長の胸に飛び込んだ



手塚部長はよろめくこともなく、しっかりと私を抱き止めてくれた



手塚「そうか、、、」



『へへっ』



手塚部長と両思いなんて夢みたいだ、私の日頃の行いが良かったからかな、なんて




微笑みながら優しい手つきで私の頭を撫でてくれた




その日はもう暗かったので手塚部長は家まで送ってくれた




ぎゆっと手をつないで

Shusuke kun→←Kunimitsu senpai



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美紅(プロフ) - 映画のテニプリの二人のサムライ、1年1組のテニス部夢主が人質され縛られた縄と口を塞がれた状態された不二が救出するつもりだった (2022年12月17日 23時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 青学1年1組あたいっ娘はパンク系テニス部に青学の応援団するお調子者でムードメーカーと名前を呼び捨てする変わり者あるがビビリ的な臆病性格です (2022年12月15日 15時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴぇん。 | 作成日時:2022年12月15日 3時

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