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貴方side




ある日の放課後の部活終わり、





部室で二人で部日誌を書いているところ





『ねぇ、跡部くん。聞いてもいい?』




私は聞いた





跡「あーん?手短にな」





ずっと気になってたことを、





『跡部くんって手塚くんのこと好きなの?』






跡「!?!?!?!?!?!?」





跡「何故分かったぁぁぁぁぁああああ!!!!」





跡部くんの今日一デカい声が部室に響き渡る





耳がキーンとなった、良かった他の部員は全員帰った後で




『あ、やっぱりそうなんだ』





私は気になってたことが解消されてスッキリとした気分で日誌を途中からまた書き始めた





『あ、ここの部分これでいい?確認してくれる、っえ!?跡部くん!?!?』





顔を上げて跡部くんを見ると顔をタコみたいに真っ赤にして涙目になっている





ど、どうしたの!?跡部くん!





『跡部くん?!』






跡「……何で分かったんだ」





体をプルプルと小刻みに震わせている





『え、何でって言われても、、、』






どう答えようか迷っていると今にも泣きそうな顔で私をジッと見てくる




こんな反応するなんて、、ちょっと意外!




跡部くんのことだから、あーん?それがどうした?手塚は俺のモンだっ!!くらいかと思ったし




『えっと、、何となーく分かったって感じ?』




意外とピュアなの、、?とか思ってしまった




跡「…そーかよ、」




腕を組んで俯きそして露骨に覇気がなくなる跡部くん




やばいキングじゃなくなってる!しょぼくれたライオンみたいになってるよ!跡部くん!





私、余計なこと言っちゃったぁぁあ!!!




聞かなきゃ良かった………。二人の間に重苦しい空気が流れる




跡「、、おい、俺がて、手塚のこと好きって言うことは周りの奴らにも気づかれてんのか」





『あ、たぶん気づいてないと思うよ』




周りの人らは多分気づいてないはず。でも結構分かりやすいんだけどな、跡部くんの態度




跡「じゃあこの事を知ってるのはお前だけか」




『うん。そうなるね…』



その会話の後またさっきの雰囲気になる




部日誌の確認してほしいところはまだ確認できずじまいだし本当にこの状況を作り出した自分が憎い…





はぁ……とため息がこぼれた





聞かなくていい事もあるんだな、、

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作者名:ぴぇん。 | 作成日時:2022年8月13日 3時

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