seventeen

ふぁーすときす１０ ページ10

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隣を見れば君がいる





君の笑顔は素敵でその姿に僕は勇気をもらう






だけど、わからない






わからないんだ。君のことが、







チャニの気持ちが_______







はっと意識が戻る。周りを見渡すと授業中でまだ一限目


どうやら私は学校に来て授業が始まってからすぐに居眠ってしまったようだ


右を向けばチャニと目があった


もしかして居眠りしてたのバレた…少しだけ不安になる


また注意される…素直に謝ろうと目をじっと見つめた


見つめているとチャニの透き通った瞳に吸い込まれそうで、一瞬、時が止まったようにも感じる




ふっと柔らかく微笑みながらもチャニは私の瞳の奥を捉えて離さない。いや、私が離せない






だんだん心がきゅぅとなり息苦しくなってきた






どくどくと自分の心臓が速くなるのが分かる







初めての感覚に私は動揺を隠せなかった







チャニのこともっと知りたい






初めて幼馴染という関係に不満を抱く







チャニは私のことをどう思ってるのだろう





それから前を向いて真面目に授業を聞いても私の頭の中はチャニで埋め尽くされる


そんな状態で集中できるわけなくて、目線は無意識のうちに右隣のチャニに


休み時間になってもそれは変わらない。気づいたら探してる


チャニの姿が教室に無い時は不安になった


今までの自分が自分じゃないみたいで挙げ句の果てには友達に何か変だよ？と心配されるくらい


放課後、一緒に帰ろ！っとチャニに話しかけられた時は心臓が飛び跳ねた。けど、とても嬉しかった


一緒にいれるだけで幸せな気持ちになって、チャニが笑って笑顔になると胸がドキドキした





チャニの全てを私に教えてよ







どんどん独占欲が湧いてくる








戻ってこないこの瞬間を君へ








ずっと一緒にいたい









今のこの時間が私の全てになるような気さえした

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