ふぁーすときす４ ページ4
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なんとか午後の授業も乗り切ってやっと放課後がやって来た。私は早く帰って家で寝ようと帰る準備をする
DN「あ…あのさ、」
帰ろうと思って鞄を背負ったら、チャニが少し遠慮がちに話しかけてきた
『なに？掃除当番なら変わらないよ。』
DN「ち、違うよ！その…今日一緒に帰らない…？」
『え、別にいいけど…』
突然のお誘いで結構驚いたけど久しぶりだしまぁ、いいか。と思って一緒に帰ることにした
『部活はいいの？』
DN「あ、うん。今日は休みなんだ。てか、Aと帰るのいつぶりだろ…？何か懐かしいな…。」
一人しみじみとしている。そんなに一緒に帰って無かったっけ？と考える
『いきなりどしたの？一緒に帰ろなんてさ』
素朴な疑問を投げかけるとえっ？と分かりやすく目を泳がせるチャニ。聞いちゃダメだったかな
DN「オンマがさ…久しぶりにAに会いたいって、今度連れてきてって言われたから」
そう言われてみれば、しばらく会ってなかったかも…。チャニのオンマは料理がとても上手で特にオムライスは私の中で一番美味しい
あのフワフワで甘い匂いのするオムライスを思い出しただけでお腹がすいてくる
チャニにお腹すいたねって話しかけてもあ、うん…。と曖昧な返事しかしてくれず、さっきからずっとそわそわしている
『チャニどしたの？お腹痛い？』
DN「いや、全然違うけど…その…、」
口をもごもごして表情を歪ませている。はっきりしない感じにだんだん苛立ってきた
『なに！はっきり言う！！』
とぼとぼ歩いているチャニの前に立って顔を両手で思いきり挟んでやった。チャニのフニフニの柔らかい頬はぺったんこになってしまった
DN「！…は、はにゃひて！！」
言う通りに放してあげると少し涙目になりながら話し出す
DN「…Aって、ミンギュヒョンと…どんな関係なの…？」
『………ひぇ？』
想像の斜め上の質問で思わず変な声が出た。何故ミンギュさんの名前が出るのだろうか
DN「…今日の昼休みさ…何か…手、振ってたじゃん…」
あぁ、あの昼休みの時の事か…、
DN「…仲、良いの？」
『あれは、向こうから勝手に振ってきただけだから…仲良いとかないけど…』
あ、そうなんだ…。と安堵の溜め息をついている。
それより、何で昼休み教室に居なかったのにその事を知っているのかが気になった
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ぴぇん。(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年12月29日 2時) (
レス) id: 1534d85a6e (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - 推しちゃんメインで、すごい嬉しいです！更新楽しみにしてますねっ！ (2019年12月24日 16時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぇん。 | 作成日時：2019年12月9日 23時
