ふぁーすときす27 ページ27
・貴方side
『ん…?何これ…』
放課後、帰ろうと思い靴を出そうとすると手紙が置いてあった
カサカサと中身を確認すると、男らしい字で 放課後、屋上にきてください。ミンギュ と書かれていた
ミンギュ?もしかして、この手紙を書いたのは2年の超イケメンことキムミンギュさんか!?
手紙を閉じてポケットの中に入れながら屋上に向かった
何の用だろ、行ってボコられるとかないよね?ね??←
屋上の扉をガチャと開けると心地よい風がビュオッと吹いていた
先にはいつもよりピシッとキメているミンギュさんがいた
分かってたけど、改めて見たら超イケメンということにもう一度気づかされた
『あの…来ましたけど、何ですか?ミンギュさん』
MG「あっ!よ、よく来てくれたね!!」
何だか落ち着きのない様子
『はぁ…そりゃ、来ますよ…で、なにか?』
MG「えっと、その…」
ひとり目を泳がせているミンギュさんをジッと見る
分かってたけど、改めて見たら超イケメンということに気づかされた
イケメンには耐性がないためちょっと照れる
MG「俺…、」
ゆっくり口を開いたミンギュさん
MG「Aが好きです。よろしければ付き合ってください。」
そしてすっと頭を下げられた
へ?好き?
ミンギュさんが、私のことを…好き?
いきなりで収拾がつかない
もしかして遊びの可能性もあるかも…と考えたけど、ほぼ直角に頭を下げられているのでその可能性は低そう
この先イケメンに告白されるとか一生ないだろうけど
だけど、私は…
『…ごめんなさい。』
私はパッと頭を下げ、断った
グスッと鼻をすする音が聞こえ慌てて顔を上げるとミンギュさんが泣いていた
『…ミンギュさん。顔、あげてください。』
ゆっくり上がって見えた顔は涙で濡れてとても美しかった
『…ありがとうございます。好きと言ってくださって、とても嬉しいです。』
そう言うとボロボロと涙を流しはじめるミンギュさん
ぎょっとなってから素早くハンカチを差し出す
ハンカチを使ってひくひく泣いてるのを見て心が痛くなった
振るってこんなに辛いことなんだね
キュッと下唇を噛み締めた
少ししてから 撫でてっとミンギュさんに言われ頭を遠慮気味に撫でる
うわー、すっごいサラサラな髪…
撫でるとまたボロボロ泣き出した
ミンギュさんの流す涙は凄く綺麗だった
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ぴぇん。(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年12月29日 2時) (レス) id: 1534d85a6e (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - 推しちゃんメインで、すごい嬉しいです!更新楽しみにしてますねっ! (2019年12月24日 16時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぇん。 | 作成日時:2019年12月9日 23時