ふぁーすときす26 ページ26
・
次の日、朝起きてから俺は決心した
MG「…よし、Aに好きだって言おう…」
初めて気づいたこの気持ち
上手くいかないかもしれないけど、
大切にしたい
いつもより念入りに身なりをチェックしてから学校に向かった
Aの靴箱に手紙を入れておいた
内容は__________________________
放課後、屋上に来てください。
ミンギュ
________________________________
放課後に近づくほど、ドキドキと胸の鼓動が高鳴る
放課後になると素早く荷物をまとめて屋上に行った
そこで、Aが来るのを待つ
その間、深呼吸で息を整える
澄んだ青空を見上げてグッと伸びをする
バクバクバク心臓がうるさい…
ガチャ_________
とうとう屋上の扉が開いて出てきたのはサラサラの黒髪で案外、華奢な女の子
俺の心臓のバクバクとドキドキは最高潮に達した
『あの…来ましたけど、何ですか?ミンギュさん』
MG「あっ!よ、よく来てくれたね!!」
じゃなくて!
『はぁ…そりゃ、来ますよ…で、なにか?』
MG「えっと、その…」
頑張れ!!俺!!
MG「俺…、Aが好きです。よろしければ付き合ってください。」
すっと頭を下げる
Aを見る勇気は無かった
だって、断れるのが分かってるから
『…ごめんなさい。』
ほら…やっぱり、
じわっと目頭が熱くなってきた
『…ミンギュさん。顔、あげてください。』
おそる、おそる上げるとニコッと微笑んでいるA
『…ありがとうございます。好きと言ってくださって、とても嬉しいです。』
優しい笑顔に俺はボロボロと涙が出てきた
『ちょっと!泣かないでください!!』
焦りながらもハンカチを差し出してくれた
MG「…振られたけど、やっぱり好きでいていい?」
『それは、ちょっと…』
MG「じゃあ、頭撫でて…」
勢いで何言ってるかわかんなかったけど、戸惑いながらもAは優しく頭を撫でてくれた
それが、切なくて切なくて
涙が止まらなかった
人生で初めてした告白
叶わなかったけど
初めて人を好きになる事を知った
初めて好きな人に悩んだ
涙ばっかでカッコ悪かったけど、
好きになって良かった
102人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぇん。(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2019年12月29日 2時) (レス) id: 1534d85a6e (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - 推しちゃんメインで、すごい嬉しいです!更新楽しみにしてますねっ! (2019年12月24日 16時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴぇん。 | 作成日時:2019年12月9日 23時