ふぁーすときす１７ ページ17
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ダダダッと階段を登り自分の部屋のベッドに飛び込んだ
ボフンと跳ねて枕に顔を埋め、うるさくならない程度にジタバタと足を動かす
ぁぁぁああああ！！もう！！何やってんだよ！？俺！
指でとって舐めるとか相当ヤバイ奴だよ！？
Aもあの状況は理解出来なくて唖然としていた
絶対、嫌われたな…。嫌われてないのを願うしかない…
でも咄嗟の判断ナイス！俺！！
あれがキ、キスとかだったら確実ぶん殴られてただろな
Aは昔からそーゆーのに敏感な女の子だからね
それにしても、Aの唇ふにゅふにゅしてて柔らかかったな…
さっき唇に触れた指先を自分の唇におし当ててみる
間接キス…って、何やってんだ…俺は…
恥ずかしさのあまり顔に熱が集まる
ボッーとしていると下から階段を上る音が聞こえてきた
そして、ガチャと俺の部屋の扉が開く
部屋に入ってきたのはA。さっと寝たふりをする
『また、寝転がってる…チャニー、私もう帰るねー明日も学校だし、あっ、後あの件に関しては本当にごめんね…』
耳元でそう囁かれた。あまりの至近距離に耳の奥がゾクゾクする
胸の鼓動がトクトク速くなって
だんだん寝たふりがもどかしくなってきた
帰る支度をしているA。もう帰るのか…、泊まっていきなよ、なんて言えないし…
だって、寝たふりしてるから…
食べた後すぐ寝たら牛になるぞー。と一言喋ったら部屋から出ていってしまった
クッ…最後におやすみぐらいは言いたかった…
すると、オンマが帰ってきたのか、Aと喋る声が聞こえる
今ならまだ間に合うんじゃないか？家、隣だけど送っていくことだって出来るはず…！
心の中でそう思っても行動に移すことは出来ず結局、Aはオンマと話し終えたのか帰っていった
はぁ、もういいや。
DN「シャワー浴びよ…」
「あら！チャニ！あんたAちゃん、もう帰っちゃったわよ？見送らなかったの？」
DN「あぁ…お帰り。オンマ、 うん。ちょっとね、寝てた…」
もー、全く気楽な子ねぇーと喋るオンマ
気にせずシャワーを浴びにいく
このままじゃ、いつかAは他の人の所に行ってしまうだろう
邪魔な虫を払ってばかりじゃ駄目だ…。それでは、いつまでたっても幼馴染のまま
俺はAが好きだ…
だから絶対誰にもAを渡さない
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ぴぇん。(プロフ) - 蜜柑さん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年12月29日 2時) (
レス) id: 1534d85a6e (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - 推しちゃんメインで、すごい嬉しいです！更新楽しみにしてますねっ！ (2019年12月24日 16時) (レス) id: e61eef4724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぇん。 | 作成日時：2019年12月9日 23時
