いや、ジョンが尊いんだけど。

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中島敦side

太宰「君に懸賞金をかけた黒幕の話だ。」

僕に懸賞金をかけた黒幕…。

『判ったんですか!?!』

太宰「あぁ、マフィアの通信記録によると…。」

マ、マフィア！？

そんな何処の通信記録どうやって調べたんだろう。

太宰「出資者は【組合(ギルド)】と呼ばれる北米異能者集団の団長だ。」

北米異能者集団の団長…。

全然想像がつかない…。

てか何で僕なんかに懸賞金かけてたの！？

僕に懸賞金賭けたところでいいことないよ!?!?

国木田「実在するのか?組合(ギルド)は都市伝説の類いだぞ。」

都市伝説の類いなの!?

実在するかも判ってない人に何で懸賞金賭けられてんの僕…。

国木田「構成員は財政界や軍閥の要職を担う一方で裏では膨大な資金力と異能力で数多の謀を底巧む秘密結社…」

それはまるで…。

国木田「まるで三文小説の悪玉だ。」

あ、そっち?

僕はてっきり夢小説とかに出てくる方かと()

国木田「第一何故そんな連中が何故敦を?」

おっしゃるとおりで…。

太宰「直接訊くしかないね。逢うのは難しいだろうけど巧く相手の裏をかけば…」

太宰さんがそう言ったとき…。

ﾊﾞﾝｯ!!!

谷崎「た、大変です!!!」

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