いや、ジョンが尊いんだけど。

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中島敦side (モンゴメリちゃんの異能のあとからです)

ルイス「はぁ、失敗したんだ。」

！?

ルイス・キャロル!?!?

何で…。

急に現れた敵に思わず戦闘態勢に入る。

ルイス「え?俺戦う気ないんだけど…。面倒くさいし。」

『じゃあ何でここに…。』

そう聞くとうーんと言いながら何かを考え始めた。

何を…。

ルイス「暇だったから?」

は?

暇だったから?

ルイス「いやぁ、この辺で彼のポートマフィアだか言うのを名乗っただけのクズと取引したんだけど終わったから。」

なんかよく分かんないけど…、

取りあえずこの人が暇だって言うことが分かった。

ルイス「あ、そうだ。えーと、虎人君。」

?

この人僕の名前知らないのかな?

『僕は中島敦です。虎の君じゃないです。』

ルイス「中島敦ね、良い名前じゃん。ていうか今度俺ジョンと出掛けようと思うんだけどなんか良い店とかない？」

………。

それって敵に訊くこと!?!?!

店…、

『いや、ちょっと僕も知らないです。』

僕、わりと最近まで孤児院にいたからね。

って言うか何で僕この人と普通に話してるんだ!?!?

今僕に攻撃してこないからといってさっきまで戦っていた人の仲間なんだけど!!

ルイス「しらないならしょうが無い、Go○gle先生に紹介してもらおう。じゃあな、敦君。」

『あ、まってください!!』

何で引き留めたんだ僕。

でも今更何でも無いというのも…。

あ、あれでも訊こう。

『貴方と太宰さんの間に何があったんですか?』

ルイス「彼の糞包帯野郎と俺の間に?彼の糞包帯野郎に訊いとけ。」

あ、意外と投げやりだ。

そんなに自分の口から言いたくないのかな…。

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