貴方は胸を張ってヒーローになりたいと言えますか＿＿＿？【4】 (ページ25)

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A『また会いに行くから今日はここまでね？』
えり「、、、うん」
よかった、素直にオーケーしてくれた
えりちゃんはそのまま不安そうにはしていたが部屋を出ていってくれた
治崎「良い判断だ、オレ等とて子どもにこんな場面は見せない」
A『、、、こんな場面？ふざけないでっ言葉で威圧していたくせに』
治崎「っ！」
言葉は感じ方によってそれぞれだけど、あれはさっさと部屋に入れとけという意味にしか取れなかった

大事な核をそう安々、ゲンスイの孫に取られちゃ溜まったもんじゃないでしょうからね
家は代表的に死穢八斎會に関わりはない、けれど昔から続く家柄だ何人もの親戚を持つ家は一部のところで死穢八斎會とかかわりのあるところがある。

けどそれは彼らが犯罪容疑がかけられる前の話、よくいろんな家柄の人達と契約会社などで
パーティーが行われていた、その中にも死穢八斎會が関わっており、死穢八斎會の組長には
何度かワタシも面識があった
でもそれはすべてお爺さまが現役だった頃の話＿＿＿＿＿＿

治崎「話は無理そうだ、クロノ」
ク「はい」
治崎「例の部屋に連れていけ」
私はそのままクロノという男に例の部屋というところに連れて行かれた
A『、、、、っ』
手が震えてる、力も入りづらいっ
やっぱり怖いよ、ミーナっ

ク「着いたぞ」
と気がつくとその部屋？の前にいた
ク「入れ」
と扉が開かれた
A『ヒッ、、、ｱ、、いやっ』
その部屋を見て一気にトラウマが蘇る
壁は一面真っ白、窓も何もない場所

A『イヤッ、、嫌よ、、ここに戻るのはっあ、、いやああ！！』
ク「あ！おい！」
と部屋から反対側の方へ走りかけた時
弔「おっと」
A『！』
弔に両肩を掴まれた
弔「やっぱ着いてきて正解だったなぁ？」
とにたりと笑みを浮かべた

弔「おい、ここ防音か？」
ク「あ？当たり前だろ？逃げられちゃ困るからな」
と言った
弔「そうか、じゃあしばらく部屋には誰も寄せんな」
と言って弔は私の腕を強く掴んだ
A『った、はなしっ』
弔「A」
A『っ』
恐怖を感じ私はそのまま弔と一緒に部屋に入っていった

部屋に入った途端、私は腕を振り払って彼から距離を取りシールドを張った
A『ハアハア、、』
弔「、、、はあ、いい加減にしろよ」
A『))びくっ』
弔「俺だって怒りたくないんだ、だからさこれ解いてくれよ？な？」
と言った
弔「裏切ったことは許してやる、それでいいだろ？」
裏切った？
なにそれ、、