貴方は胸を張ってヒーローになりたいと言えますか＿＿＿？【4】 (ページ24)

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＃74「シャイニングローズ」ページ24

絶望したかのような目

震える身体

包帯だらけの身体

まるで

まるでそれは＿

昔の私を見ているような＿＿＿＿＿＿＿＿＿

私はそのまま、えりちゃんの前で腰を下ろした
えりちゃんはそれを見てビクッとして目を閉じたまま震えていた

ふわっ

えり「！」
A『ぶつかってごめんね？怪我してないですか？』
と言った
えりは驚いて私を見つめた
えり「いっいい匂いがする」
A『！』
驚いたわ、、、
弔「匂い？」
トガ「Aちゃんはいつもいい匂いがしてますが、柔軟剤の」

えり「違うっお花の香り、、っ」
と言った
？「花？」
A『＿＿＿＿＿うふっ』
『『『！！！！』』』
えり「ビクっ」
A『ふふふっまさかこんな小さな子にわかるなんてね』
と笑った
A『びっくりした、、、貴方？』
？「え、」

A『子どもはちゃんと手を繋いであげないと”すぐ逃げちゃうわよ”？』
？「いっ！以後気をつけます(汗)」
と言った
治崎「おい、さっさとえりを連れて」
A『！』
と言う前にえりはAに抱きついた
トガ「あ！いいな！」
A『、、、』
震えはおさまったけど、どうしたんだろう？

治崎「えり、、、早く部屋に戻りなっ」
A『どうして？まだこんな小さな子どもでしょう？』
何をそんなに焦っているのか、
治崎「ここには危険がたくさんあるので、いつもその世話係と遊んでもらっているんだっ」
A『ずっとお部屋なんて、窮屈で仕方ないわ。どうせこんなルートじゃ私”鬼ごっこ”なんてできないし、少しだけ一緒にいさせてください』
そう言って私はえりちゃんを抱き上げた
ク「おい！さっきから黙っていれば若の話聞いてるのか！」
ミミ「わかったらその子をはなっ」
治崎「少しだけだ、」

ク「え」
あっさり承諾してくれた、

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

連れてこられたのは少し広い部屋
治崎「そこに座れ」
と向かい合ったソファの向かい側に座った
えり「ビクッ」
なんで弔まで座んのよ、
A『っ、』
弔「動くな、お前今個性使えねぇんだろ？」
とえりちゃんに見えないように彼は私の腕を呼ん歩の指でつかんだ
そう、今の私は対戦で使う個性が使えないつまり今の状態の私は無個性と同じ感じ、シールドは私の間合いにいると使えない
弔のように隣りにいる状態じゃ発動すると彼も入ってしまう

これも想定済みか、下手に動けないっ
えり「？」
A『あ、そうだごめんね、私達これから大事な話があるの』