検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:11,458 hit

二話 ページ4

とりあえずあの美人さんの名前は樋口さんと言うらしい


芥川先輩という人が好きだと言う事もついでに知ってしまった





でもこのビルは何の会社だろうか、中に入ったら会えるかな

ついでに助けてくれる人もいるかもしれない




どっちにしろ今は1人じゃどうにもできないし

手帳返さないといけないし


正直に迷子ですって言ったら何とかなるかも





恐怖心はあったけど少しの好奇心と頼れる人を求めてその中に入ろうとする








「誰だお前は」






『えっ…』






いきなり黒いスーツ姿の男の人が数人私の前に立ちはだかる



やっぱり勝手に入るのはだめだったかな


するとその人たちが拳銃をこちらに向けた



『!?』


おもちゃ…!?いや違う。こんな黒服のいかつい顔した男の人たちがおもちゃなんて持ってるわけはない




「名乗れ」



手が震える、拳銃なんて突きつけられたのは初めてだ





『あの…私、今の人…樋口さんと言う人に用事があって』






『成瀬Aと言います…勝手に入ろうとしてすみません、』





威圧感を感じる人達だった、そんなに怖そうな顔をしてこっちを睨まないで欲しい




「樋口さんを呼べ」
「はい」



男の人たちが少し話あってその人を呼んでくれるらしい



しばらくしてさっきの美人の彼女が出てきた



「…なんですか?私予定があるので手短にお願いします」




綺麗な顔して少し怖い

渾身の勇気を振り絞って言葉を紡ぐ


『すみません、先程貴方が手帳を落としたのが見えて…』



すっと彼女に手帳を出すと


「…!?」

『わ、』



ひったくるように私の手から手帳を引き抜いた





「樋口さん如何なさいましたか」



「…なんでもない、この人は私の客です。中に通します」



急にどうしたんだろうか

すると樋口さんが私の手を引いた



「ついてきてください」



対抗しちゃいけない、瞬時にそう思った




『あ…はい』




広いビルの中を早足で進んでいく、

どんな会社なんだろうか、拳銃を向けられるくらい企業秘密的な何か…

でも流石にやりすぎだ、ほんと死ぬかと…おもちゃ出会って欲しい



高そうな装飾品が所々で目に入る


樋口さんに連れられてとある部屋に押し込まれた



「…」


何も彼女は話さない


え、もしかして私殺される?

三話→←一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , ポートマフィア , 武装探偵社   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

西ノんヒミツ(プロフ) - 中原瑠愛さん» 感謝です!頑張ります! (2022年3月2日 20時) (レス) id: 6f3439c52f (このIDを非表示/違反報告)
中原瑠愛 - 面白いです!続き待ってます! (2022年3月2日 19時) (レス) @page20 id: 36dca4defb (このIDを非表示/違反報告)
西ノんヒミツ(プロフ) - 砂糖葉さん» わああああ!嬉しいですありがとうございます! (2022年2月27日 1時) (レス) id: 6f3439c52f (このIDを非表示/違反報告)
砂糖葉(プロフ) - 何だか愛されになりそうな予感なのに、ただ愛されるんじゃなく確り理由があったりその過程が書かれてるのに凄く好感を持ちました!読んでいるとワクワクしてきて楽しいです!応援してます!西ノんヒミツさんのペースで更新、ほどほどに頑張ってください! (2022年2月26日 0時) (レス) @page20 id: 819798f0d0 (このIDを非表示/違反報告)
西ノんヒミツ(プロフ) - ドーナッツって美味しいよね。さん» ありがとうございます!のんびり更新になるかもですが頑張ります! (2022年2月25日 20時) (レス) id: 6f3439c52f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:西ノんヒミツ | 作成日時:2022年1月14日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。