第15弾 ページ16
〜回想〜 知念side
颯馬にはかわいくて美人な彼女がいた
あるとき颯馬とその彼女がデートしてるのを見かけて面白半分で付いて行ったんだ
彼女 「 ねぇ、ねぇ、颯馬ぁー?あれ買って? 」
わかりやすい色仕掛けで颯馬に高そうな香水を買わせているとこを見て
そのときはただ彼氏が奢っているしか見えなかったんだけど
その後も颯馬の彼女は財布もだすことなく颯馬に何でも奢ってもらっていて
普通ならあんなに買うのには割り勘か遠慮するだろう
でも違った。
颯馬の彼女は自分からあれこれ買ってと言ってたんだ
「 ねぇ、デートしてるの見ちゃったんだけどさ奢りすぎ、ってかおかしくない?普通なら割り勘とかさ 」
後日颯馬にも聞いてみたんだけど彼氏が奢るのは当たり前だろ、っと気に求めてなかったみたい
でも、見ちゃったんだ
颯馬の彼女が颯馬じゃない別の男と手を繋ぎながら高そうな物を買ってもらってるのを
「 あ、颯馬に聞かなきゃ 」
考えるより先に体が動いてた
写真を撮って颯馬に送って“ これって彼女だよね? ”ってすぐ既読がつくように電話をしたら
何秒かしたら颯馬が電話にでて焦ったような声で“ そこどこ?! ”って言ってきた
颯馬に場所を伝えたら“ すぐ行くから見張っといて ”のことだった
しばらくすると颯馬が彼女にバレないように小さな声をだしながら僕の近くによってきた
名取 「 今どこにいんの? 」
切迫詰まった声で聞いてきた颯馬は汗が沢山流れていて息切れもしていた
「 あそこ 」
僕が指を指すと颯馬は首をまげじーっとその光景を見ていた
そして体の方向を彼女の方に変え近づいていった
その後を僕も追った
ある程度近づいたら彼女と目が合い颯馬に気づいた彼女は慌てて手に持っていた商品を置き別の男の手をとって歩き出していった
名取 「 おい待てよ 」
冷たく言った颯馬の顔は怒りで満ちていた
そして颯馬は彼女の手を掴んだ
男 「 誰ですか? 」
別の男が言った言葉に颯馬はにやりと笑った
その顔に背筋が凍った
おそらく彼女もそうだろう
名取 「 こいつの彼氏 」
颯馬は彼女の肩をくみ自分の方へと逃がさないかのように近づけた
男 「 え?いや、俺の彼女ですよ? 」
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a i m i(プロフ) - さあやさん» ほんとですか?!ありがとうございます!!!!なんだか元気が、!はい!頑張ります! (2018年2月2日 22時) (レス) id: e16241c0e7 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 続きを見る楽しみにしています!更新頑張ってください。 (2018年1月26日 0時) (レス) id: a451238306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a i m i | 作成日時:2017年10月25日 22時