甘く冷たい恋愛はいかが？

第１０弾 ページ11

う、昨日騒ぎすぎたそれよりも

昨日の名取先生が悲しそうな顔が頭から離れない

情は持ち込まない。

それは知っていることだ

でもどうしたんだろうとばかり考えてしまう









｢はぁ〜｣









不意にでた溜め息

それに気づいた横峯先生が









横峯 ｢どうしたの？溜め息なんてA先生らしくない･･･あ！もしかして恋？！｣









目をキラキラさせて言う横峯先生

･･･恋かぁ〜そういえば最近考えてなかった

というか意識してなかった気がする









｢横峯先生相談してもいいですか？｣

横峯｢ん？いいよ！！｣









快く受けてくれた横峯先生。

優しいなぁ〜

じゃなくて









｢恋って何なんでしょうね｣









聞いたのは名取先生のあの顔じゃなくて

恋のこと。

何か関係してるかもしれないから

名取先生があんな顔した原因がわかるかもしれない









横峯｢え？！ん〜あ、じゃあこの前漫画であったんだけどね花火が打ち上がったとき一緒に見たい人は誰？｣

｢一緒に･･･ですか？｣

横峯 ｢そうそう！目をつぶってね１番に顔が浮かんだ人が恋する人らしいよ でも好きな人がいない人は友達、、つまり女の子の友達の顔が浮かぶんだ｣









なぜだろ

名取先生のが頭をよぎったのは

恋･･･？いやいや１日だけしか会ってないのに？

昨日のせいだよね、うん。そうだよ。考えすぎ、考えすぎ。









横峯｢ね、誰だった？｣









キラキラした目で言ってる横峯先生にﾞ名取先生゛とは言えず









｢友達、でしたね｣









嘘をついた。









自分の気持ちに気付かないふりをして＿＿＿。

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