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トゥギヒョン ページ9
ーキュヒョンsideー
Aさんが来なかったのは残念だけど
僕もずっと
悲しんでるわけにはいかない。
トゥギヒョンにも心配をかけてしまった。
えるぷの顔を見ると僕も元気になれるし..
僕って単純だな..(笑)
コンサートも残るはあと1時間になり
上を見上げた瞬間だった。
...あれ？僕の幻覚？？
彼女がいる。
しかもトゥギヒョンの隣に...
ちょっと手を振ったら
振り返してくれた。
げ、幻覚じゃなかった...
それより、トゥギヒョンから離れてほしい。
ステージ上からトゥギヒョンに
目で訴える。
トゥギヒョンは何を勘違いしたんだろうか..
OKのサインをして下に降りる準備を始めた。
いや、トゥギヒョン
少し降りるの早すぎる...
これからバラードがまだ続くのに(笑)
それにしても..
今日の彼女も可愛いな...
彼女を見て疲れも吹っ飛んだ気がする。
これから何が起こるかなんて知らずに
浮かれてしまう僕だった。
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作者名：うぎゅ氏 | 作成日時：2016年5月17日 23時
