Sなシンくん ページ21
私は早めに会場に行って準備しなければならなかった。
会場について、スタッフTシャツを着る。その上に広報スタッフと名前が書いてあるのを首から下げて、準備はできた。
外に出ると、たくさんのえるぷがグッズにならんでいた。グッズの詳細が書いてあるチラシをバイトさん達に配る。
今回は、一曲分のサプライズビデオを作ることになった。えるぷちゃんたちにも協力してもらわなければならない。
たくさんのえるぷの写真を撮って
それをビデオに入れることになった。
「写真撮ってもいいですか？^ ^」
ほとんどのえるぷちゃん達は喜んでOKしてくれた。
「何に使うんですか？」
「すみません。秘密なんです..楽しみにしてて下さい^ ^」
写真が順調に集まっている。
シンくんにパネル運びを頼まれた。
「Aさん！！キュヒョンさんのパネルをここまで運んできてください！！」
「. . . 。」
「僕はウニョクさんとドンへさんの持って行くんで^ ^」
シンくん...
絶対狙ったでしょ...
立体パネルは実物の大きさだ。
キュヒョンのパネルは私にとってかなり大きい。
抱えて運んでいると
パネルのキュヒョンと目が合う...
急いで目を反らす。
パネルなんかにドキドキしてどうするの..
「Aさ〜ん！！ここです！！」
パネルを立たせて
ペンに持って行かれないように重りをつける。
「Aさんのやり方じゃ、簡単に持って行かれますよ？貸してください。」
シンくんと働き始めて1年になる。
最近の彼は、私より先輩みたいだ。
私に手を出すシンくん
「どうしたの??」
「パネルと一緒に写真撮らなくていいですか？？笑」
「シンくん!!!」
私の顔は恐らく真っ赤であろう...
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作者名：うぎゅたん | 作成日時：2015年6月17日 12時
