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目の前にある見慣れた背中。


後ろからでもわかるぐらい
彼女の背中は小さくなっていた。


Aをこんなに弱らせてしまったのは
僕のせいなの?




『アジュンマ〜ソルロンタン1つ。』



僕の気持ちがAにバレないように
彼女の隣に座った。



「遅かったな、キュヒョナ。」


『収録長引いちゃって. . . 』



Aの顔を見ることができない。



『あ〜お腹すいた。』



僕は、Aのコップに入った焼酎を
一気に飲み干した。



「ヤー!Aの焼酎なのに。」


『. . .喉乾いたから。』



ヒチョリヒョンは、呆れた顔をしながら
コップに焼酎をそそいでいる。


その時、僕のことを見ている彼女と
目があってしまった。



「お兄ちゃん待たせてごめんね!」


タイミングよく、アジュンマが
ソルロンタンを持ってきてくれる。


『あ、ありがとうございます。』


Aになんて声かければいいのか
わからないから. . .



「じゃ、キュヒョナも来たことだし...帰るわ!」


急に立ち上がるヒチョリヒョン。



『ヒョ、ヒョン?!』


「え、ヒチョルおっぱ??」



なんだ、僕にも"おっぱ"なんて
呼んでくれないのに...


2人はそういう間柄なのか??



『2人と違って、俺には待ってる家族がいるんだ。』


「家族って、」


『ヒボム、チェリー、チョルが待ってる。俺って人気者だから忙しいんだ。じゃあな!』




ヒチョリヒョンは


僕たちを置いて、風のように去っていった。

2度と。→←ヒョン



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waka(プロフ) - 続きを!!続きをお願いします(T_T) (2019年6月26日 1時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うぎゅたん | 作成日時:2017年2月6日 21時

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