人気者 ページ3
目の前にある見慣れた背中。
後ろからでもわかるぐらい
彼女の背中は小さくなっていた。
Aをこんなに弱らせてしまったのは
僕のせいなの?
『アジュンマ〜ソルロンタン1つ。』
僕の気持ちがAにバレないように
彼女の隣に座った。
「遅かったな、キュヒョナ。」
『収録長引いちゃって. . . 』
Aの顔を見ることができない。
『あ〜お腹すいた。』
僕は、Aのコップに入った焼酎を
一気に飲み干した。
「ヤー!Aの焼酎なのに。」
『. . .喉乾いたから。』
ヒチョリヒョンは、呆れた顔をしながら
コップに焼酎をそそいでいる。
その時、僕のことを見ている彼女と
目があってしまった。
「お兄ちゃん待たせてごめんね!」
タイミングよく、アジュンマが
ソルロンタンを持ってきてくれる。
『あ、ありがとうございます。』
Aになんて声かければいいのか
わからないから. . .
「じゃ、キュヒョナも来たことだし...帰るわ!」
急に立ち上がるヒチョリヒョン。
『ヒョ、ヒョン?!』
「え、ヒチョルおっぱ??」
なんだ、僕にも"おっぱ"なんて
呼んでくれないのに...
2人はそういう間柄なのか??
『2人と違って、俺には待ってる家族がいるんだ。』
「家族って、」
『ヒボム、チェリー、チョルが待ってる。俺って人気者だから忙しいんだ。じゃあな!』
ヒチョリヒョンは
僕たちを置いて、風のように去っていった。
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waka(プロフ) - 続きを!!続きをお願いします(T_T) (2019年6月26日 1時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うぎゅたん | 作成日時:2017年2月6日 21時