第126話 ページ14
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翔唯「にい、さ、ま…?」
角を生やし、牙が生えたものは、
もう、先程まで目の前にいた兄とは全くの別物だった
晴翔「……仇を打たねば、仇を、仇を打たねばならんのだ…」
翔唯「っっ!!!!!!」
とりあえず逃げようと立ち上がろうとするが、足枷が着いたままである一定の範囲にしか行くことが出来ない
晴翔「にげるなよ、翔唯。お前は、お前は逃げちゃダメ。罪を償えよ。」
翔唯を捕まえようと手をのばす晴翔。
翔唯はギリギリのところで避けるが、晴翔は悲しそうに泣いた
晴翔「お前は俺が嫌いか??醜くなった俺は嫌いか???おまえは、この兄のことが、、、」
翔唯「いや!!!!それとこれと話が違います!!!!急に話題変えないでくれませんかね!?!?!」
相手は謎に強そうなオーラを放っているが、こちらは生身の人間である。
翔唯「くっそ!!!刃物でもなんでもいいから落ちてねぇの!?!?!って!!さっきの槍!!!!!あるやん!!!!!!」
壁に刺さった槍を引き抜き、力を込める、
見たところ蜻蛉切だろう
上手く行けば顕現……
翔唯「出来ねぇのかよ!!!!!!!」
なんなの!??!と叫びつつ槍をもちなおす。
一か八かと、翔唯は思いっきり鎖に槍を刺した
その場にかわいた金属音が響く。
翔唯はそっと足を見ると鎖が粉砕していた。
翔唯「!!きたああああああああ!!!」
その瞬間そこには粉々になった壁が散らばっていた
瞬時にそこから飛び上がり避けるも、翔唯は兄の変わりように顔を顰めた
晴翔「……もう逃げるなよ…しねよ……」
翔唯「なんであんたのために死ななきゃいけないんですか!!!!俺は俺の好きなように生きます!!!」
一目散に出口へ走るとやはり、鍵がかかっている。
きっと用意周到な兄はその外には結界も張ってあるだろう。
翔唯は頭をガシガシと書きながら力任せに扉を蹴る
懇親の力だったが、傷1つ着いていない。
翔唯「っあーもう!!!!!」
非力な自分に苛立ちつつ、もうすぐ後ろにいる兄を睨む
晴翔「分かるだろ??
ここから出たいのなら死ぬか戦うか…
早く覚悟を決めろ???なー??」
白く綺麗な肌が黒く染まり、もう人のように見えないほど変容した兄。
ここまで苦しませたのは俺のせいなのか、、?
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翔唯(いや!俺のせいじゃねぇよ!!!!
勝手に勘違いしやがってくそ兄貴!!!!!!)
知っていると思うがこいつはクズである
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長女(プロフ) - カイトさん» 全然大丈夫ですよ〜!! えーっと、びーのえるのお話で合っていますか、、?? 天光丸、翔唯くんは受けです!!!^ ^ (作者の性癖です笑) (2021年2月21日 1時) (レス) id: 95eaccf2e1 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - 質問いいですか?男主×刀剣男士+審神者×刀剣男士ですか?それとも男主だけですか?後男主って受けですよね?長々とすみません! (2021年2月20日 14時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
長女(プロフ) - カイトさん» なんと!?!ありがとうございます!!頑張ります〜!! (2021年2月13日 20時) (レス) id: 95eaccf2e1 (このIDを非表示/違反報告)
カイト(プロフ) - とても面白いです!続きを楽しみにしています (2021年2月13日 8時) (レス) id: dc7be63a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:長女 | 作成日時:2020年9月26日 17時