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第92話 ページ21



どんよりと曇った空の下、2人の狂った人間たちがある本丸を眺めて話していた



晴翔「んー、そろそろだね」

繎「そう、ですね」

晴翔「ふふ、あはは……壊すの楽しみだなぁ?」

繎「俺は……」

晴翔「ん??あー、ふふっ……

あそこの刀剣男士たちに何してもいいよォ?

あ、折るのはだめね?」

繎「夜伽も…?…」

晴翔「あぁ……もちろん!!!!

てか、そっか!天光丸がいるのかぁ!!

んふふ、あの本丸を堕ちさせることさえ出来れば、なんでもいいよ?」

繎「……頑張ります」

晴翔「うん!頑張って?」


1人は笑った

とても幸せそうに



1人は感情を出さなかった

ただ、ただ、ある一振に視線を向けていた


























幸せが崩れるまであと━━━━━━




………………


天光丸「雨か……

この頃よく降るなぁ??」

と、五虎退を膝に乗せて言う天光丸。

五虎退「お外で遊べないのが少し悲しいです……」

天光丸の部屋には5振りの短刀が来ていた

天光丸「まぁ、そーだな、」

童子切は巴形の部屋に連れてかれてしまっているため実質一人で寂しかったが!!



が!!!!


乱「みんなで別れて、お部屋に訪問して遊んでもらってるんだ〜!!」

天光丸「で?5振りは俺が見ろと?!?」

おいおい、一期たちはどうしたよ??

俺そこまで面倒見よくねぇぞ……?!

小夜「いや、ならいいけど…」

今剣「はやくあそんでださい!まったくおもしろくないです!!」

天光丸「いや、いやじゃねぇよ?安心しろ?

あと、黙れジジイ!!」

今剣「天光丸もじじいでしょう!?」

天光丸「うっせー!!
てか、じゃぁなんか遊べるものもってこい!」

後藤「なんで?」

天光丸「俺、なんも持ってねぇし、おまえら部屋でできるやつもってるだろ?」

俺もつまんねーし

と、五虎退の頭を撫でながら言う天光丸

今剣「しょうがないですね……!

はなふだをとってきます!!」

と、ものすごい速さで取りに行く今剣

天光丸「俺やり方知らねーから教えてなー」

その間に花札のやり方の説明を促すと

小夜「僕が教えるよ」

と、小夜が隣に来て説明してくれた


乱「小夜くん、花札つよいもんねー!」

五虎退「ま、負けません!!」

後藤「あ!じゃぁ、今日のおやつ賭けてやろうぜ!?」

天光丸「お、いいじゃねーか、おもしろそー」

今剣「もってきました〜!!!」

後藤「お!早く始めようぜ!!」

小夜「…本気でやるよ」

この後、熱戦を繰り広げた

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長女(プロフ) - !?!え"!?コメント?!?ありがとうございます!!!!これからも頑張ります!!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: b3cb1a6405 (このIDを非表示/違反報告)
爽快という言葉が好きです(プロフ) - すごく面白かったです!更新頑張って下さい(゜∇^d)!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: c4544b5668 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:長女 | 作成日時:2020年2月1日 21時

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