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第85話 ページ14




その後、司会進行は特に支障もなく進んでいった


まぁ、最初は少しザワついたが……

天光丸の眼力により一瞬で静かになった


翔唯「ーーーー、なので、ーーーーーーーーーーは、」

と長々と話している翔唯を見守りつつ、

ほかの刀剣男士達に視線を送る



そう、ここはブラック本丸を消すための場でもあった


天光丸(…小狐丸の所と……あ、今剣の所も多分そうだな……あとは……)


こちらに気づき、助けてくれと口パクで言ってきたり、審神者にバレないように色々なことをしてつたえようとしてくる

なんの問題もないところは、そもそもこちらを見ない。

……まぁ、たまに手を振ったりする輩もいるが……

とりあえず、こんなもんだろうと思い

翔唯着物を直すふりをし、耳元で怪しいところを小声で囁く

翔唯「……では、ーーーーーとして、この話題は終わりでよろしいですか?」

特に驚きもしないところは流石、元役人だ

翔唯が次の話題に入ろうとした時、

1振りの刀剣男士が手を挙げた

天光丸「……我が君、髭切が……」

翔唯はそれに気づかずに話そうとするため、声をかけると

翔唯「ん?……あ、ほんとだ……

そこの、えーっと髭切?

何かあったのかな?」

と声をかけると

髭切「すまないね、少しだけ聞きたいことがあって……」

審神者K「ひ、髭切……??」

驚いたように審神者が髭切を見ている

それを冷めた目で見て、

髭切「どうしたの?主??

僕達のところの常識はここの常識なんだろう?

それを確かめて何が悪いんだい??」

とニコニコと笑いながら言う髭切。

その目は全く笑っていない

審神者K「い、今は話の途中だから!!」

と、沈めようとしているのを見て、ほかの審神者達や刀剣男士も騒ぎ始める

…特に、先程怪しいと思ったところは刀剣男士達と話している


そのざわつきを収めるために、翔唯が声をかけると、静かになったが、嫌な空気が流れている

天光丸(おいおい、どーすんだよ?)

そう思いつつ、翔唯を見ると、翔唯は今日何度目かのため息をついていた

翔唯「…取り敢えず、まぁ、そうですね。

髭切、言っていいですよ。許可します。」

と優しく言う翔唯

審神者K「あなたに決める権利はないでしょ!?だまって!!」

とヒステリックに叫ぶ審神者

天光丸「黙るのはてめぇだクズ」

天光丸はその審神者の後ろに立ち、刀を首に添える

審神者K「ヒッ」

翔唯「……ふぅ…髭切?言えますか?」

髭切「うん。ありがとう」

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長女(プロフ) - !?!え"!?コメント?!?ありがとうございます!!!!これからも頑張ります!!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: b3cb1a6405 (このIDを非表示/違反報告)
爽快という言葉が好きです(プロフ) - すごく面白かったです!更新頑張って下さい(゜∇^d)!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: c4544b5668 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:長女 | 作成日時:2020年2月1日 21時

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