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第83話 ページ12



天光丸「おまえ、結構高位だったんだな……」

と、天光丸が翔唯の貰った、薄紫色紐のついた面をまじまじと見ている

受け取った時、声を上げていたところを見ると階級の色が分かるのだろうか




……まぁ、それは置いといて




一つだけ、言わせて欲しい





















翔唯「……おまえ、俺をなんだと思ってたわけ……??」

斜め下から天光丸を睨むと

天光丸「………………気にするな」

と清々しい微笑みを浮かべながら一言

翔唯「今の間はなんだよ!?!?」

と叫ぶ翔唯はいつも通りだ

それを見て天光丸は笑いくしゃくしゃと翔唯の頭をなでた。(本日2回目)

…………

天光丸「てか、早く面つけろよ」

翔唯「うるせー!!」

翔唯が『審』と書かれた紙のお面を付ける為に紐を縛ろうとやっているのだが上手くできない……


それを見て、呆れたように溜息をつく天光丸

天光丸「はぁ……できねぇなら言えよなー?

ほら、貸せ」

なんだかんだ言って優しい天光丸にニヤつきつつも、お面を付けてくれることに感謝する。

天光丸「ん、できた。」

翔唯「ありがとーなー」

天光丸「いえいえ、我が君の為ならばなんでもするぜ?(笑)

んな事はいいか(笑)ほら、行くぞ」

と、手を差し出す天光丸

翔唯「へ?」

なんの事だか全く理解ができない翔唯に少しイラつきながらも

天光丸「チッ」

ぐっと翔唯の手を引き、会場に向かっていく天光丸

無理矢理ではあるが、手つきは優しい

翔唯「!?!て、て、て、てて天光丸!?!?!?」

それに驚き、天光丸を見上げると、心做しか耳が赤くなっている

翔唯は目を見開き、天光丸に声をかけようとすると



天光丸「遅れるから早くしろ!!あと、逸れると面倒なんだろ??!それに、巻きこまれたくないからな!!あと、早く本丸に帰りたい!!!!だから、しょうがなくやってるだけだからな!!!!」(一息)



そう、声を出す前に早口で言う天光丸。

照れてるのが丸わかりだ

翔唯「!!うんうん。了解した〜!!」

と、ヘラヘラとしながら言う翔唯も顔が赤くなっている

天光丸はちらりと翔唯を見てまた前を向く

必死ににやける顔を抑えているが、あまり効果はないようだった




……………………





色の順番です!

白 (←薄紫色) ← 紫 (←水色) ← 青 (←黄緑) ← 緑 ← 黄色 (←桃色) ← 赤 ← 黒

いちばん高いのが白で

いちばん低いのが黒です!

ちなみに、陽岬は白でした。(今は水色)

繎は青、晴翔は紫です。

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長女(プロフ) - !?!え"!?コメント?!?ありがとうございます!!!!これからも頑張ります!!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: b3cb1a6405 (このIDを非表示/違反報告)
爽快という言葉が好きです(プロフ) - すごく面白かったです!更新頑張って下さい(゜∇^d)!! (2020年2月24日 11時) (レス) id: c4544b5668 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:長女 | 作成日時:2020年2月1日 21時

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