第35話 ページ37
無事、アイツらの手入れを終え、
みっちゃんに甘味を作ってもらうことを約束し、
俺は部屋に戻った
……2-2になぜ槍や大太刀、薙刀などの群れが現れたのか……
そして、判定がつかなかったらしい
……政府に聞いてみる？
いいや、あいつらは知らないはず…だったら聞いても意味が無い…悪用されそうだし…
あーーーーー！！！！
いくら考えても答えに近そうなものが無い
何かの間違いだった
今はそうとしか考えられない……
それが、死ぬほど歯がゆい
あいつらはなんか仲良くなってる感じがした…
久しぶりの戦楽しかったかな……とか
もう二度と戦行きたくないとか言われたらどうしよう……などと考えていると…
石切丸「主、今いいかい？」
…石切丸？？？なんかあったか？？
翔唯「おー！！いるよー」
取り敢えず入れるか……
翔唯「そこ座れ〜〜」
石切丸「あぁ、」
なーんかくらいな…顔が険しい
翔唯「……戦で何があったか…？」
石切丸「いいや、現れるはずのないものが現れたくらいで、特に異常はなかったよ
って、…私は、言いに来たんじゃないだ…
……天光丸について聞きに来た」
あぁ、そろそろ誰かしら来るとは思っていた
翔唯「え？俺はあの広間で言ったことしか知らな……」
…さて……お前らはどこまで知っている…？
石切丸「……私たちが天光丸を助けに行った本丸には、あのこしか居なかった……
普通ならそれはありえない…」
翔唯「あぁ、そうだな」
石切丸「それに、あのクソは2代目と聞いた……
……前にいた審神者はどこにいる？…君は失踪したと言っていた
……天光丸は、前の審神者がどうなったのか分からない…もしかしたら、死んだのかもしれない…
と言っていた
ねぇ、なんで君は失踪したと言いきれるんだい？？
……もしかしたら知ってるんじゃないか？？
．
天光丸の本当の主の居場所を……」
…あぁ、お前はすごいよ石切丸……
でもな、これはまだ言えないんだよ……
…きっといつか知ることになるから
だから……
まだ言えない
翔唯「……え？だって、天光丸のこと考えたら死んだかもしれないなんて言えなくないか…？？
一応俺も気を使ったつもりだったんだが……
そう解釈されちまったならまぁ、しょうがねぇな！俺の言い方が悪かった！！
安心しろ！俺はなんも知らねぇよ！！」
．
嘘つきな俺を許してくれ
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作成日時：2019年9月22日 0時
