第42話 ページ44
天光丸「…………
は？？」
だよなぁ！？！！！
お前もそうなるよなぁ！？！！
俺もそうだった！
翔唯「……拒否権はない
明日の8時現れるらしい
…何をしに来るのかはわからない」
天光丸「……」
あーーー凄い顔が歪んでる
童子切「……そこに俺たちも同席してもいいんだよね？」
翔唯「あぁ、二人にはさせないようにしたい
だか、天光丸……お前が2人になりたいと言うなら別だ
お前はどうしたい？」
天光丸「…状況によるな」
うん、だよね〜〜
天光丸「……あいつが何をしに来るのはよく分からんが、俺は何があってもここから離れないつもりだ…
……やっと幸せ掴めたのに、離すわけにはいかない」
翔唯「！！！そっか……」
なんかすごい嬉しいな
あー無理嬉しい
そっかここ幸せか……
主って俺の事呼んでくれるのもうすぐかもな…
なんて考えてみる
…………
……
翔唯「ゴメンな……色々と巻き込んじまって……」
天光丸「ん？いや別に？と言うか、俺が巻き込んでる側だろ？(笑)」
すまねぇな？なんて言う天光丸。
……そこまで気にしていなそうに見えるが
不安だろうに…
初代は良い奴だった
でも、自分を置いていった奴なんて…
それが顔に出てたらしく天光丸にフォローさせる
天光丸「あいつは悪いやつじゃなかったし、そんな気ぃ張らなくても大丈夫だと思うぞ」
今は知らねぇけど…と呟く天光丸。
そんなお前に一つだけ言わせてもらうよ
翔唯「…天光丸、
．
…俺らは、お前をここに縛り付ける気はないからな」
天光丸「…嗚呼…」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
1日なんて過ぎるのはとてつもなく早く
もう……7時まで来てしまったァァァァ！！！
翔唯「どどどどどどうしよう」
天光丸「何がだよ(笑)」
不安で仕方ない
天光丸は、いつもよりも服装が綺麗だ
それを指摘すると
天光丸「んー？あーまぁ、大切な人…ってのは変わんねぇからさ…」
と寂しそうに言った
2人で話してるともうすぐ来る時間になった
門で待とうということになり
歩き出す
天光丸「……なぁ、翔唯…？」
翔唯「ん？」
天光丸「お前のところに来れて、俺嬉しいよ」
翔唯「え…」
じゃぁ先行くわ〜なんて言って行っしまう
翔唯「はぁぁぁぁぁぁ…」
あいつ…ほんとに罪なヤツだなぁ…
そう思いながらあいつの背中を追いかける
翔唯「大好きだぞ！！天光丸！！」
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作成日時：2019年9月22日 0時
