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『じゃあ、これからは連絡たくさんしようよ。discorbで通話もたくさんしてぇ、Aのこと寂しい思いさせない』
｢うん｣
『…ごめんA…寂しい思いさせて。オレ男として最悪だ』
｢Mondoが謝ることじゃないし攻めることでもないよ、私も…同じ気持ちだったから、ね？｣
頼りっぱなしはよくない。国が離れてるから彼は近くにいないしある程度は自立しないと。
｢ほら、こんなしんみりした空気なの私たちらしくないよ。ゲームしよう？Mondo｣
『あぁーはいはい』
フレンド承認をしたと同時にチームに誘われて画面にはMondoの選んでいるキャラクターがスッと出てきた。
『そーいえばなんだけど』
｢はい、なぁに？｣
『プレゼントの感想聞いてない』
｢あれ、言ってないっけ？｣
あれ…めっちゃ嬉しくて毎日肌身離さず身につけてるって言った気がするんだけど…
｢もしかして私、伝えてない？ネックレス貰った感想…｣
『聞けるはずないだろぉ、電話もメッセージもくれないんだからぁ』
｢あぁああ〜…本当にごめん、めっちゃ嬉しくてもう伝えた気でいたの…｣
『う、うれ…嬉しかった？マジ？』
｢うんマジ。毎日家でも仕事でもずっと身につけてるよ。もちろん今も。すごく大切にしてる。ただMondoさん、ちょっと独占欲が強いかな〜あははっ｣
『あ、やぁ……オレ、日本語分かんねえし』
こうやって逃げるのも彼らしい。
『そのネックレス…リングネックレス、俺とお揃いだから』
心がキュッとなる。
｢ふふ、うん。ありがとう。好きだよMondo｣
『……オレも、すき』
ああ、この時間がとても愛おしいんだ。
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作者名：んかぁ子 | 作成日時：2023年4月4日 22時
