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家に帰ってきても、
夜の事を考えてしまってどうも落ち着かない。
ベッドの上をゴロゴロしたり
机に座って本を読んでみたりするけど
‥うん、全然集中できない。
いつの間にか夕食の時間になって、
アッパは仕事で遅いからオンマと２人で食卓を囲む。
「オンマ、ご飯食べたらちょっと出るね」
「あら、どこ行くの？」
「えっと、友達の所に用事‥」
「ふぅん。遅くならないようにね」
「うん。ごちそうさま」
家族に嘘をつくのは若干気が引けたけど
まぁ、先生と会います！なんて言えないし‥
シンクに食器を運んでチラリと時計を見れば
１９時を差そうとしていた。
ユンギ先生との約束の時間まで、あと３０分。
何を着て行こうかな。
自然と鼻歌なんて口ずさんじゃって、
クローゼットを物色していた。
スカート？
でも、なんか張り切りすぎって
思われるのも嫌だし‥。
出しては着て、出しては着て
そんな事をくり返しているうちに
「やばっ、もう１９時２０分じゃん」
待ち合わせ１０分前になっていた。
‥結局、着て出てきたのは
スキニーのジーンズに、
大きめのパーカー。
ザ・普通。
いや、悩んだ時間は一体何だったのか。
‥もういいや。
開き直って、公園に向かう事にしよう。
駅の近くまで行くと、帰宅ラッシュの時間だし
たくさんの人がいた。
その流れる人とは逆方向に、
駅の裏側にある公園へと歩いていく。
薄暗い公園にはもう子供の姿はなくて、
帰りに見たのとは違う光景。
周りを見渡すと、ちょうど街灯の下に
ぽつんと立っている人が目に入る。
あれはきっとユンギ先生だ。
私はゆっくりと、近寄って行った。
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R(プロフ) - bananalove0705さん» コメントありがとうございます！わぁぁ、ドキドキしていただけてとっても嬉しいです！これからも更新頑張りますね♪ (2019年6月24日 21時) (
レス) id: dac0b9b36f (このIDを非表示/違反報告)
bananalove0705(プロフ) - めっっっっっっっちゃ面白くてドキドキして一気に読んじゃいました！続きが気になりすぎます（ ｉ _ ｉ ） (2019年6月24日 16時) (レス) id: 919c84d3be (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - min96さん» コメント&嬉しいお言葉ありがとうございます！やっとユンギ先生が進みだしました。グクの気持ちを知った上での事なので、難しいですよね。私も個人的にはユンギ先生推しです(笑) (2019年5月22日 17時) (レス) id: dac0b9b36f (このIDを非表示/違反報告)
min96(プロフ) - いつもお話読ませていだだいてます！個人的に恋に臆病になってしまったユンギ先生とくっついて幸せになってほしいですけどとやっぱりグクなのかな... (2019年5月22日 14時) (レス) id: a05a06659b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R | 作成日時：2019年5月18日 22時
