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『 どういうことや。』
「 高校生の時、私は高橋くんの告白を断った。
それは廉くんが好きだったから。
だったから っていうか今もだけど、」
『 …だけど？』
「 今も高橋くんは変わらず私のことを
好きでいてくれてる。けど廉くんはよく分からないよ…。」
しばらく沈黙が流れた。
「 私は廉くんのことが好きだよ。
どうにもならないくらい好きで好きで。
けど、廉くんがボディーガードだから…、
その壁は超えられないし。」
『 …A、』
「 どうにも出来ない恋なのに好きが募るばっかだし…、
好きになっちゃいけないのかな…。
そう考えてる時に高橋くんに声をかけられると
揺らいじゃって。そんな自分も嫌なの。」
自分の気持ちが分からないのは、正直私だけじゃない。
高橋くんだって、廉くんだって。
みんな自分の悩みや葛藤と戦ってる。
それなのに私はすぐに感情が溢れちゃって
こんなのぶつけても廉くんがどうにか出来るわけじゃない。
それは分かってるのに自分の体と脳が別々に働いてるみたい。
そんな気分。
『 …ごめんな、A。』
廉くんはそっと抱き締めてくれた。
それは私のセリフなのに。
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紫暢(プロフ) - うみ♪さん» コメントありがとうございます:-) こちらこそ読んでくださってありがとうございます。更新頑張ります。 (2019年5月17日 23時) (
レス) id: 4079e9622e (このIDを非表示/違反報告)
うみ♪ - 昨日から見てて、すごく良くて見返してたら更新されてて、最高ですすてきな小説ありがとうございます！ (2019年5月17日 22時) (レス) id: ebee9b3126 (このIDを非表示/違反報告)
紫暢(プロフ) - ひめさん» コメントありがとうございます:-) そう仰って頂いて私もものすごく嬉しいです。（ ; ; ）これからも沢山の胸きゅんをお届けしますね。こちらこそ読んでくださってありがとうございます:-) (2019年5月17日 6時) (レス) id: 4079e9622e (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - はじめまして！すぐに更新してくださってありがとうございます！私はこの小説に今一番はまってます笑すごくすごく読んでいてきゅんきゅんします！こんなに素敵な小説を書いてくださってありがとうございますっ！ (2019年5月16日 23時) (レス) id: 6881beff83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫暢 | 作成日時：2019年5月16日 23時
