◯ 永瀬さんの胸のなか ページ1
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廉くんの熱が治って1週間。
やっと元の生活に戻って来た。
私はと言うと、天文の授業でたまたま
高橋くんと再会し天体観測のグループを組むことになった。
卒業してから連絡は取らなかったし
ましてや告白されて振ってしまった。
授業が終わってグループ活動で何をするか
話していると、携帯が鳴った。
「 もしもし？」
−『 もしもし、俺やけど。』
「 廉くん？どうしたの？」
−『 たまたま大学の近く来たから、
来ちゃった。』
「 えっ？！」
4階の東棟の窓から門の方を見てみると、
壁に寄りかかってる廉くんがいた。
すれ違う女の子たちはみんな
チラチラ廉くんの事を見てた。
−『 今日は授業もう終わりやろ？』
「 そうだけど、これからグループの話し合いがあって…、」
−『 そうなん？待ってるわ。』
「 いいの？疲れちゃうし暑くない？」
−『 近くのカフェで休んでる。』
電話しながらも窓越しに目が合って、
ふにゃっと笑って手を振ってきた。
私も嬉しくなって振り返す。
これじゃまるで、彼氏みたいじゃん。
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紫暢(プロフ) - うみ♪さん» コメントありがとうございます:-) こちらこそ読んでくださってありがとうございます。更新頑張ります。 (2019年5月17日 23時) (
レス) id: 4079e9622e (このIDを非表示/違反報告)
うみ♪ - 昨日から見てて、すごく良くて見返してたら更新されてて、最高ですすてきな小説ありがとうございます！ (2019年5月17日 22時) (レス) id: ebee9b3126 (このIDを非表示/違反報告)
紫暢(プロフ) - ひめさん» コメントありがとうございます:-) そう仰って頂いて私もものすごく嬉しいです。（ ; ; ）これからも沢山の胸きゅんをお届けしますね。こちらこそ読んでくださってありがとうございます:-) (2019年5月17日 6時) (レス) id: 4079e9622e (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - はじめまして！すぐに更新してくださってありがとうございます！私はこの小説に今一番はまってます笑すごくすごく読んでいてきゅんきゅんします！こんなに素敵な小説を書いてくださってありがとうございますっ！ (2019年5月16日 23時) (レス) id: 6881beff83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫暢 | 作成日時：2019年5月16日 23時
