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斎藤said ページ42

今日は左之の奢りで島原へ呑みへ来ている。
斎(少し呑みすぎたか...)
酔いを覚ますために風に当たろうと思い部屋の外へ出ると反対側に絡まれている女を見つけた。
近づいていくとその髪色、声には覚えがあった。
女「離してくんなまし。」
男「いいではないか。今夜の相手を頼もうか。」
男が顔を近づけ顔がつくまで一寸というところで頭より先に体が動いていた。
手首を掴まれ逃げられないでいる女を胸に引き寄せ男を睨む。
斎「悪いがこの女は俺のものだ。手出しは許さぬ。」
自分で思っていたより低い声が出たため内心驚く。
男「なっ...!?」
女「うち相手はこの人だけと決めていんす。かんにんな。」
そっと胸に手を添え顔だけを男に向けて言う女。
男「くそっ!」
男はこれ以上無理だと悟ったのか踵を返し去っていく。
斎「...咲耶か?」
貴「はい...。ありがとうございました、斎藤さん。」
斎「何故そのような格好をしている。」
貴「任務です。今日は皆さんと呑みに来ていらしているんですよね。早く戻らなければ怪しまれてしまいますよ。」
逃げ出すように身を離そうとする咲耶はあまり顔色が良くなく、ふらついている。
誰がどう見ても具合が悪いのはわかる。
斎「疲れたら言えと言っただろう。」
いつもなら大丈夫と言い張る咲耶は、胸に引き寄せると抵抗せずもたれかかってきた。
貴「斎藤さん...少し疲れました...。」


意識を失った咲耶を抱え近くの部屋に入る。
咲耶は任務だと夜いないことが多々あったが、最近は特に昼夜姿を見ていかなった。
しかし島原へ潜入しているとは考えもしなかった。
斎(今日まで気づいてやれなかったとは...上司失格だな。)
そっと髪をなでていると1つの足音が部屋の前で止まった。

斎藤said→←島原の女



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シルバーウルフ - 最初から全て読ませてもらいました。凄く面白いです!!!!(o・ω・o)更新再開楽しみにしてます。(*^^*) (2020年8月7日 15時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ノドカさん» ありがとうございます!どんどん更新できるように頑張ります!応援ありがとうございます! (2018年1月27日 20時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ノドカ - とても面白いです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年1月27日 19時) (レス) id: 94062155e7 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ミリアさん» とても嬉しいです!更新を早めにできるように頑張りたいと思います。今後の作品の参考にさせて頂きますね。応援ありがとうございます! (2017年12月3日 0時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみです今後他の作品を作る予定があったら薄桜鬼とコラボかトリップか転生したワールドトリガーの三雲隊か三輪か天羽の姉か妹かアニメKの作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張って下さいね (2017年12月1日 15時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲耶 | 作成日時:2017年9月9日 18時

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