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崎「雨宮君。」
貴「山崎さん、どうかしたんですか?」
崎「あぁ。副長へ報告をしに行った際、雪村君から少し話を聞いてきたんだ。」
貴「お嬢さんから?」
崎「どうやら雪村君の家には綱道さんの資料がたくさんあるみたいだ。」
貴「本当ですか?!もしかしたら、羅刹についてなにかわかるかもしれない。」
崎「調べに行きたいと言うと思い、許可を貰ってきた。明日にでも行ってみるか?」
貴「ありがたいけど、俺一人で行きます。山崎さんには沖田を見ていてほしい。」
崎「あんたや沖田さんの警護も俺の仕事だ。」
貴「なら尚更沖田を見ててください。俺は戦える、でも沖田は起きるのもやっとです。だから沖田が無理をしないように見ていて下さい。」
崎「...承知した。なにかわかった事があれば教えて欲しい。」
貴「はい。山崎さん、ありがとうございます。」
崎「気をつけていけ。」


山崎さんにお嬢さんの家の場所を教えてもらい、翌朝
俺はお嬢さんの家を目指し隠れ家を出た。

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作者名:咲耶 | 作成日時:2017年4月10日 17時

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